第4回 2010年2月2日(火)放送 あらすじ

損する女

 熊沢(田中圭)がデートを仕組んで以来、健一郎(佐藤隆太)と佳乃(貫地谷しほり)は2人でランチを楽しむまでに接近。だが互いにまだぎこちなく、甘いムードとはほど遠い。熊沢は健一郎の煮え切らない態度にやきもき。加えて、鳴海(深田恭子)が広告モデルを引き受けたことを恩に着せ、また健一郎をトラブルに巻き込むのではないかと心配でならない。

 その鳴海が些細なことでゆきえ(佐々木希)とケンカをし、アパートを追い出されてしまった。鳴海は健一郎を居酒屋に呼び出し、家に泊めて欲しいと言い出す。健一郎は断わるが、鳴海は泊まると言い張って一歩も引かない。たまたま店に現れた佳乃が、自分の家に泊めてもいいと申し出た。 

 鳴海と佳乃を送りだした直後、ゆきえから健一郎に連絡が入る。鳴海がほんの数日と言いながら結局は半年もアパートに居座っていたこと、騒動ばかり起こされて迷惑を被ったことを訴え、佳乃が心配だと言う。とんでもないトラブルの種を佳乃に押しつけてしまったと、健一郎は不安に駆られる。

 一方、佳乃のマンションに転がり込んだ鳴海は、初日から悠然と朝寝坊。そんな中、佳乃は鳴海の腕に無数に残る傷跡に気づく。

 その夜、健一郎が佳乃が勤める雑貨店「アーニャ」に佳乃を訪ねてきた。鳴海に迷惑をかけられていないかと案じる健一郎に「心配いらないよ」と告げる佳乃。健一郎は、しっかり者の佳乃なら鳴海にいい影響を与えられると言い、「友だちになってやってくれ」と頭を下げる。

 ところがその夜、帰宅した佳乃は部屋の惨状を見て仰天。台所では鳴海が料理に失敗した鍋が黒焦げに。そのうえ、鳴海が拾ってきた猫を断りもなく住まわせていたのだ。あ然とする佳乃の追及を遮るように、鳴海は「泊めてくれたお礼に」と健一郎との恋の進展に協力したいと申し出る。小悪魔的な笑みを浮かべ勝手に盛り上がる鳴海とは対照的に、佳乃の心境は複雑で…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 尾崎将也

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 浅井千瑞(MMJ)

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)
 今井和久(MMJ)

■音楽
 澤野弘之
 和田貴史

■制作
 関西テレビ放送
 MMJ

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