第2回 2010年1月19日(火)放送 あらすじ

キレた男

 鳴海(深田恭子)の潔白を証明しようと有名なインテリアデザイナーにたてついたせいで、開発営業部から現場の仕事に飛ばされた健一郎(佐藤隆太)。そんな折、健一郎の携帯に鳴海から着信があり、切羽詰まった様子で助けを求めてきた。熊沢(田中圭)は相手にするなと言うが、健一郎は「助けを求めている人間を放っとくなんてできない!」と飛び出していく。

 慌てて駆け付けた健一郎だったが、鳴海の用件とは台所に出てきたゴキブリをなんとかしてくれということだった。迷惑顔の健一郎は「もう二度と電話しないでくれ」と憤然とアパートを出る。

 翌日、健一郎は開発営業部の部長・山崎芳樹(宇梶剛士)からある仕事を任せたいと告げられる。それは、アパート建設計画に反対する周辺住民を説得する“説明係”。住民が浴びせる罵声にひたすら耐える辛い仕事だが、やり遂げれば開発営業部に戻れるよう上層部に話をつけたという。山崎が与えてくれたチャンスに健一郎は「ぜひやらせてください」と意気込む。

 同じ頃、鳴海のもとには見るからに怪しげな男・国枝(波岡一喜)が現れていた。ギョッとした様子で逃げ出す鳴海を捕まえた国枝は「俺と一緒になれ。一生俺に尽くして償いをしろ」と迫る。

 その国枝がフロンティア建設に現れ、健一郎を出せと暴れる騒ぎが起こる。
 騒ぎの元凶は鳴海だった。刑務所から出てきたばかりの国枝は鳴海の元彼。逮捕されたのは鳴海のせいだから責任を取れと復縁を迫るが、鳴海にその気はない。そこで健一郎のことを、鳴海の新しい男だと思い込んで会社に乗り込んだらしい。しかも鳴海は、国枝の逮捕に健一郎も関わっているとウソをついたという。鳴海のせいで身に覚えのない恨みを買うはめになった健一郎はうろたえるが、当の鳴海は「怒ると何するかわかんないやつだから気をつけてね」と平然と言ってのけ、悪びれる様子もない。

 その頃、とある金物店で、怒りに満ちた表情でナイフを買う国枝の姿があった。一方、自分を狙う国枝の影におびえる健一郎。そして数日後、健一郎の家の玄関でチャイムが鳴る…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 尾崎将也

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 浅井千瑞(MMJ)

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)

■音楽
 澤野弘之
 和田貴史

■制作
 関西テレビ放送
 MMJ

バックナンバー