第9回 2015年8月13日(木)放送 あらすじ

「バシッッ!!」純喫茶・昭和堂に平手打ちの音がこだまする。頬を押さえているのは小説誌の編集者・透子(霧島れいか)、店から立ち去っていったのはその同棲相手で売れない作家の登(伊藤俊輔)だった。戸惑うカッキー(前田亜季)をしり目にキリコ(遼河はるひ)は、いつものロッキングチェアから透子をうかがう。
透子は8歳年下の登を一人前にしようと、この6年間ズルズルと自宅に住まわせながら、懸命に支えてきたと言う。しかし、モノにならない原稿ばかりで、この先どうしようかと悩んでいたところだったのだ。悩みを聞いてあげるから、と透子にまんまとお賽銭を奉納させると、金にがめついキリコはニヤリ。
登をどうにか必死にさせようとキリコが考えたのが狂言誘拐。「女を誘拐した。無事に返して欲しければ300万円用意しろ」キリコが、携帯電話の向こうの登にすごむ。だが、返ってきたのは「勝手にすれば?(平然)」この一言で、闘争心を刺激されたキリコは…。

キャスト

有村霧子: 遼河はるひ
柿崎照美: 前田亜季
上山涼: 戸塚祥太(A.B.C-Z)
小出清助: 長谷川朝晴
都幾川敦也: 小林正寛
キララ: 中山来未
本城栞: 吉原茉依香
小笠原千香: 月船さらら

ほか

スタッフ

【原作】
森沢明夫『癒し屋キリコの約束』(幻冬舎文庫)

【脚本】
佐伯俊道
大島まり菜

【演出】
星田良子

【プロデュース】
市野直親(東海テレビ)
高橋萬彦(共同テレビ)

【音楽】
森英治

【主題歌】
「Thank You For The Music」ラストヒロイン(中山来未)(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

【制作・著作】
共同テレビ

【制作】
東海テレビ

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