第8回 2012年2月28日(火)放送 あらすじ

別れの時!宿敵の甘い誘惑…

大ゲンカの末、賢太(塚本高史)と剛(川畑要)が店を辞め、『ハラペコキッチン』は人手が足りずに大忙し。しかし、英介(向井理)も賢太も、意地を張ってお互い決して謝ろうとしない。そんな中、白山(鈴木砂羽)から電話をもらった英介は、以前、賢太から落選したと聞かされていたミリオンフェスのオーディションに、実は合格していたことを知る。拓(三浦翔平)が大喜びする一方、素直に喜べない英介は、なぜ賢太がウソをついたのか、真相を確かめようと賢太のもとへ向かう。すると賢太は、『ROCKHEAD』としては落選したものの、剛以外の自分と英介と拓の3人で、別のバンドとしてデビューする話を持ちかけられたと告白。しかし、そのときすでに拓の脱退が決定し、自分の実力にも限界を感じていたため、独断でその話を断ったという。それを聞いた英介は、デビューのチャンスをふいにした賢太に掴みかかり、怒りを露わにするが、その反面、すでに料理の道をまい進している自分にとって、ロックの道は、もはや遠い世界になりつつあると感じていた。
そんなある日、店に賢太の彼女・桃子(藤井美菜)がやって来る。両親が、賢太の働く店を見てみたいというので、連れてきたというが、もちろん店に賢太の姿はない。英介は、ようやく結婚を認めてもらえた賢太のために、くれぐれも失礼がないようスタッフに指示するが、千絵(瀧本美織)は、次々と訪れる客の数に料理が追いつかないのではと心配する。するとそこへ、『ガステレア』のシェフで、かつて母親の華子(片平なぎさ)の店で働いていた東(田山涼成)が客として来店。英介が困っている姿を見た東は「今日は『ガステレア』が休みだから」と、厨房の手伝いを申し出る。おかげで店は大盛況、桃子の両親も料理に満足して帰っていく。
ところがその晩、千絵が腱けんしょう炎になってしまい、店の手伝いができなくなってしまう。途方に暮れた英介は、店をやめるべきなのかと思い悩む。するとそこへ麻生(稲垣吾郎)がやって来て、『ガステレア』の厨房でワインを飲まないかと英介を誘う。麻生はワインを飲みながら、英介の料理を食べて以来、自分が子供の頃ごちそうだと感じていた安い料理ばかりを食べたくなると告白し、なぜか当時の記憶がよみがえると感慨深げに語る。そして、賢太や剛が店を出て行ったままだと知り、「君もいっそ…僕のものにならないか?」と英介に持ちかける。しかし次の瞬間、2人が入っていた冷蔵室のドアが閉まり、閉じ込められて大ピンチに!

キャスト

スタッフ

【脚本】
大森美香

【演出】
本橋圭太
白木啓一郎(関西テレビ)
木内健人

【プロデュース】
河西秀幸(関西テレビ)
平部隆明

【音楽】
大橋トリオ

【制作】
関西テレビ
ホリプロ

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