第3回 2012年1月24日(火)放送 あらすじ

裏切り者の元バンドメンバーがきた!手ごわい大女優もきた!

 3カ月前に英介(向井理)たちを裏切り、『ROCKHEAD』を脱退した拓(三浦翔平)は、次に加入するはずだったバンドが警察に捕まったことで、音楽活動はもとより、金欠でまともな食事をすることすらままならない状態だった。そしてどうにか『ル・プティシュ』に辿り着いたものの、疲れと空腹のあまり、その場に倒れ込んでしまう。英介は、そんな拓を店で休ませるが、一方で、彼女のまりあ(国仲涼子)から「なんだか英介を遠くに感じる」と告げられ、激しいショックを受ける。さらに、そんな英介とまりあの姿を偶然目撃してしまった千絵(瀧本美織)もまた、動揺を隠せずにいた。

 店では、太朗(大杉漣)が英介に、お客様をもてなすのにふさわしい笑顔を作るよう、厳しく指導をしていた。しかし、もともと人に愛想を振りまくことが苦手な英介は、上手く笑えない。すると突然、その様子を見ていた拓が、「俺、ココで働いてやってもいいよ」と言い出す。確かに、かつて『ROCKHEAD』のライブでMCとしてフロアを盛り上げていたのは拓だったが、それでも、拓に苦い思いをさせられた経験を持つ英介、賢太(塚本高史)、剛(川畑要/CHEMISTRY)の3人は、その申し入れを断固拒否。拓を店から追い出す。

 やがて、毎日配っていたチラシやビラの効果が出始め、店には少しずつ客が入るようになる。さらに、思い切ってこれまでのメニューを見直すことにした英介は、値段も手ごろで、誰にでも分かりやすい新メニューを考案。お客様に笑顔で帰ってもらおうと、店のキーワードに“笑顔”を掲げ、自分も少しずつ変わる努力をすると賢太や剛に誓う。

 翌日、店に女優の高嶺薫(かたせ梨乃)がやって来る。入ってくるなり店内を見渡し、英介の言葉遣いにも厳しい反応を見せる高嶺に、英介は怪訝な顔をするが、続いてまりあが来店すると、その表情は満面の笑みへと変わる。しかし次の瞬間、まりあが男連れで、同僚の川和(丸山智己)と一緒に来たことに気付くと、英介の表情は凍りつき…。

キャスト

スタッフ

【脚本】
大森美香

【演出】
本橋圭太
白木啓一郎(関西テレビ)
木内健人

【プロデュース】
河西秀幸(関西テレビ)
平部隆明

【音楽】
大橋トリオ

【制作】
関西テレビ
ホリプロ

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