拝啓、父上様
田原一平(二宮和也)の元へ母・雪乃(高島礼子)が訪ねてきた。小宮竜次(梅宮辰夫)に、一平にとって津山冬彦(奥田瑛二)が自分の父親かどうかは大問題だから隠すのはかわいそうだと怒られたという雪乃は一平に津山は父親ではないと断言する。信じられない一平は津山じゃないなら本当の父親の名前を言うように迫るが、それには答えようとしない雪乃。その夜、雪乃は仕事を終えて「ラムール」から出てきた唐沢ナオミ(黒木メイサ)に声をかけ、喫茶店で自分と津山のことをナオミに話し出した。
「坂下」の隣家の取り壊し準備が始まった。ゆくゆくは「坂下」もこうなるのかと切ない気持ちを抱えながら仕事をする一平たち。そんな折、一平は竜次に会わせたい人がいるとアグネスホテルに連れて行かれる。そこに待っていたのは津山冬彦で、驚きのあまり凍りつく一平。仕事が残っているからと竜次が立ち去ると、津山は数日前にナオミがやってきて、一平と雪乃が親子だと知り驚いたと言う。そして雪乃と自分の20年前の出来事を語り出した。どう答えればいいのかわからず、津山の長くきれないな指を見つめながら黙って話を聞いていた一平。さらにナオミの話を聞き衝撃で頭の中が真っ白になってしまう一平。
アパートへ戻ると、中川時夫(横山裕)から坂下エリ(福田沙紀)が高校をやめて芸者になるための稽古を始めることや、入院中の坂下夢子(八千草薫)は近々千葉の施設に移されると聞き一平は言葉が出ない。同じ頃、バー「ゆき乃」に津山が訪ねていて…。
津山と会ってからナオミのことを忘れようと仕事に没頭する一平だが、どうしても津山の言葉が頭から離れない。そんな中、一平は坂下保(高橋克実)から「坂下」が休みになる次の日曜日に夢子が千葉の施設に行くので運転を頼まれる。
日曜日。律子(岸本加世子)、保、エリに付き添われ車に乗り込む夢子。見送りに来た雪乃と竜次に明るく手を振る夢子に声を詰まらせる2人だった。施設へ到着すると、駐車場で待っていた一平のもとへエリがやってきた。学校を辞めて芸者になる稽古を始めていることを告げるエリに一平はずっと心で気になっていたことを尋ねる。
一平が千葉から帰ると「坂下」の隣家の取り壊し作業が始まっていた。大きな音を立てて崩れていく家を見つめる一平。そして「坂下」の板場には竜次の姿が…。
「坂下」の隣家の取り壊し準備が始まった。ゆくゆくは「坂下」もこうなるのかと切ない気持ちを抱えながら仕事をする一平たち。そんな折、一平は竜次に会わせたい人がいるとアグネスホテルに連れて行かれる。そこに待っていたのは津山冬彦で、驚きのあまり凍りつく一平。仕事が残っているからと竜次が立ち去ると、津山は数日前にナオミがやってきて、一平と雪乃が親子だと知り驚いたと言う。そして雪乃と自分の20年前の出来事を語り出した。どう答えればいいのかわからず、津山の長くきれないな指を見つめながら黙って話を聞いていた一平。さらにナオミの話を聞き衝撃で頭の中が真っ白になってしまう一平。
アパートへ戻ると、中川時夫(横山裕)から坂下エリ(福田沙紀)が高校をやめて芸者になるための稽古を始めることや、入院中の坂下夢子(八千草薫)は近々千葉の施設に移されると聞き一平は言葉が出ない。同じ頃、バー「ゆき乃」に津山が訪ねていて…。
津山と会ってからナオミのことを忘れようと仕事に没頭する一平だが、どうしても津山の言葉が頭から離れない。そんな中、一平は坂下保(高橋克実)から「坂下」が休みになる次の日曜日に夢子が千葉の施設に行くので運転を頼まれる。
日曜日。律子(岸本加世子)、保、エリに付き添われ車に乗り込む夢子。見送りに来た雪乃と竜次に明るく手を振る夢子に声を詰まらせる2人だった。施設へ到着すると、駐車場で待っていた一平のもとへエリがやってきた。学校を辞めて芸者になる稽古を始めていることを告げるエリに一平はずっと心で気になっていたことを尋ねる。
一平が千葉から帰ると「坂下」の隣家の取り壊し作業が始まっていた。大きな音を立てて崩れていく家を見つめる一平。そして「坂下」の板場には竜次の姿が…。