第3回 2003年10月25日(土)放送 あらすじ

#3 小さき神の作りし子ら

 オペラ座の貴賓室。テーブルで食事をする伯爵夫人とイサム、風子、透のオルガ達と紀世子、竜也。XXを引き起こしたテロリスト、エンキドゥについて質問する夫人。そして、姉弟と一緒にいた三人は彼の手先である「ギルガメッシュ」であると明かし、イサム達と共に戦って欲しいと話す夫人。彼女は話を聞いて出て行こうとする紀世子にギルガメッシュ達との出会いもたまたまの雨宿りではなく、仕組まれたものであると説明する。
 その時、異変を感じる透。セクス・オクト・ウーノの三体のギルガメッシュが二人を奪え返しに来たのだ。戦うギルガメッシュとオルガ達。ギルガメッシュが優勢だ。夫人と姉弟のもとに迫る変容したウーノ。その時、伯爵夫人の力?で空間の一部が歪み、姉弟はオペラ座内の美術工房に飛ばされてしまう。
 そこにやって来るノウェム。「一緒に行こう。迎えに来たんだ」と手を差し伸べる。「先生も二人に会うのを楽しみにしてらっしゃるよ…」「先生?」「君たちのお父さんだよ」ショックを受けながらも身を翻して逃げ出す二人。大ホールに追い詰められる二人。その時、バトルを続けるイサムとセクスが壁を破りなだれ込んでくる。続く戦い。戦いの中で物凄いエネルギーが発散して天井が破壊される。損傷したプロセニアムアーチが二人の方へ倒壊、下敷きになりそうになる姉弟。万事休す!竜也の表情が変わる。次の瞬間、姉弟を中心に強烈な空気の歪みが発生して破裂し、竜巻のようなものを作り出す。瓦礫や破片は空気の渦に飲み込まれ、そのあおりで翼をもぎ取られてしまうウーノ。これを潮時と見たギルガメッシュ達はシュッ、シュッと消えていく。そこに残されたウーノの翼。屋上をかけるギルガメッシュ。「誰があれだけの力を…」「まさか!」

キャスト

円 竜也:浪川 大輔
藤崎イサム:伊藤 健太郎
円 紀世子:中村 千絵
御室風子:小林 沙苗
伯爵夫人:斎賀みつき
月岡 透:宮田 幸季
ノウェム:渋谷 茂

スタッフ

原作:石ノ森章太郎
監督:むらた雅彦
シリーズ構成:薩川昭夫
脚本:薩川昭夫/村井さだゆき/小林靖子/大西信介
キャラクターデザイン:奥瀬サキ/竹谷隆之
ゼネラルプロデューサー:山崎一彦(関西テレビ)/大橋研一(ジャパンヴィステック)
プロデューサー:古市忠嗣(関西テレビ)/井上光晴(ジャパンヴィステック)
スーパーバイザー:小野寺章
制作:関西テレビ放送/ジャパンヴィステック

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