第2回 2003年10月11日(土)放送 あらすじ

#2 伯爵夫人

 雨に煙る古い洋館。そこのサロンにはギルガメッシュ達(ノウェム・セクス・オクト)が円竜也・紀世子姉弟と共にいる。その洋館に侵入する3人の少年少女、藤崎イサム・御室風子・月岡透。
 洋館のサロンではギルガメッシュ達が竜也と紀世子の話を聞いている。彼らは言う。「ボク達のところへ来ない?この世の悪魔と戦う為の仲間にならないか?」戸惑う2人。「私達、そういうのはちょっと…」
 その時、何かの気配を感じるギルガメッシュ達。「来た。悪魔の子供達が…」竜也たちを残して出て行く彼ら。そして、バタン!バタン!洋館の雨戸が次々とひとりでに閉じる。必死に窓やドアノブを開けようとする竜也たち。薄暗い室内。紀世子がフッと思い当たったように顔を上げる。「あの人たち、ひょっとして…」
 洋館の屋根の上ではイサム・風子・透とノウェム・セクス・オクトが対峙している。彼らの戦いが始まった。その影響でサロンの中のシャンデリアは落下し、壁は破壊され、室内はめちゃくちゃにえぐられて破片が飛び散っている。
 必死に逃げる姉弟。続く戦い。サロン内に広がっていた土煙が晴れ、倒壊した窓越しに2人が見たものは…風子と向き合っているこの世のものとは思えない怪物に変容したセクスの姿だった…さらに逃げる2人の前に神獣と化したオクトが立ちはだかる。そしてカミナリの光が輝き…
 リムジンの中、手にもっていた音叉を落として目を覚ます紀世子。そして竜也。何故車の中にいるのか理解できない。リムジンにはイサム・風子・透が乗っている。平然としている彼ら。「あの怪物…」つぶやく竜也。「怪物?変な夢でも見たんじゃないですか?」と答える3人。車から降りようとする姉弟に「伯爵夫人」が2人に会いたがっていると説明するイサム。
 オペラ座のメインロビー。連れて来られた2人の前に姿を現すヴェルデンヴェルグ伯爵夫人。(影山紘子)彼女は、何故か2人の名前を知っていた・・・。

キャスト

円 竜也:浪川 大輔
藤崎イサム:伊藤 健太郎
円 紀世子:中村 千絵
御室風子:小林 沙苗
伯爵夫人:斎賀みつき
月岡 透:宮田 幸季
ノウェム:渋谷 茂

スタッフ

原作:石ノ森章太郎
監督:むらた雅彦
シリーズ構成:薩川昭夫
脚本:薩川昭夫/村井さだゆき/小林靖子/大西信介
キャラクターデザイン:奥瀬サキ/竹谷隆之
ゼネラルプロデューサー:山崎一彦(関西テレビ)/大橋研一(ジャパンヴィステック)
プロデューサー:古市忠嗣(関西テレビ)/井上光晴(ジャパンヴィステック)
スーパーバイザー:小野寺章
制作:関西テレビ放送/ジャパンヴィステック

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