しのぶと千鶴子は、水島家で倒れている百合を発見する。二人は百合を大丸家へ連れて帰る。
　翌朝、目を覚ました百合に、則子がやさしい言葉をかける。百合を追い詰めたことを後悔した則子は、今まで辛くあたったことを謝る。
　省吾が融資の話を断りにくる。しのぶは動揺するが、則子が省吾を追い返す。則子は病院の存続にこだわるのをやめ、残った屋敷で千鶴子も呼び寄せて暮らすことを願う。
　その頃、千鶴子は東京を離れようとしていた。
　そこへ、百合が来て、千鶴子を引き止めようとして倒れる。
　百合の検査をしたしのぶは愕然とする。