第1回 2005年1月6日(木)放送 あらすじ

#1

 昭和40年11月。伊豆の大丸家別荘に、東京の病院院長・大丸耕造と妻の慶子が来る。別荘の管理人・静子が二人を迎えるが、静子も慶子も臨月の大きなお腹を抱えていた。その夜、静子に突然、陣痛が始まる。夫の龍作は漁師だが、酒とギャンブルに溺れ、その夜も居酒屋にいた。
 静子は産婆や近所の主婦の協力で無事、女の子を出産する。子どもは「しのぶ」と名付けられる。
 数日後、慶子に陣痛が始まる。慶子も女の子を出産するが、もともと心臓の弱い慶子は帰らぬ人となる。耕造の頼みで、静子は東京での慶子の葬儀が済むまで、夫婦の赤ん坊を預かることになる。

キャスト

水島静子 … いしのようこ
大丸耕造 … 冨家規政
水島龍作 … 吉満涼太
大丸慶子 … 立原麻衣
  ほか

スタッフ

■原作
 吉屋信子「あの道この道」
(国書刊行会)
■脚本
 中山乃莉子
■プロデューサー
 西本淳一(東海テレビ)
 大久保直実(ビデオフォーカス)
■演出
 西本淳一
■音楽
 中川幸太郎
■制作
 東海テレビ放送
 ビデオフォーカス

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