自分の出生の秘密を知ったしのぶは、大丸家を出ていく。しのぶの退院祝いの準備をしていた千鶴子は訳が分からず泣き崩れる。
　耕造はしのぶを探しにいく。則子は耕造と静子の仲を疑い、しのぶを二人の子どもだと誤解する。則子からそれを聞いた千鶴子は衝撃を受ける。
　しのぶは静子のアパートへ行く。静子は今まで嘘をついていたことをしのぶに謝罪する。そこへ、耕造が来る。
　静子は耕造にしのぶを大丸家へ連れて帰ってほしいと切り出す。そして、千鶴子も今のまま娘として育ててほしいと頼む。
　しのぶは帰るのを嫌がる。その時、静子が突然、血を吐いて倒れる。