しのぶと新太郎が深い関係になったのを知った千鶴子は、意外にも二人を祝福する。そして、結婚するまで大丸の家にいて欲しい、としのぶに甘える。
　しのぶは新太郎と再びつきあい始めたことを静子に報告する。千鶴子の気持ちを思うと、静子は一抹の不安を感じる。
　ある日、しのぶは千鶴子に誘われて、ホテルのパーティへ出かける。千鶴子の遊び仲間が集まり、しのぶは初めてお酒を飲まされる。
　酔ったしのぶがはっと気づくと、千鶴子の男友達がまわりを取り囲んでいて、突然襲いかかってくる。
　その隣の部屋で、千鶴子が平然としのぶの悲鳴を聞いていた。