第7回 2005年5月31日(火)放送 あらすじ

#7 金は愛より強し?

 堀内(伊原剛志)が離婚届を置いて家を出て行った。夕子(三浦理恵子)に泣きつかれた千春(稲森いずみ)は困ったが、事情を聞くうちにカチンときた。「この先ギスギスしながら暮らすなら別れたほうがいいかも」。いともたやすく離婚を口にした夕子に対して、千春は思わず「だから見捨てるんですか? 夫婦ってそんなものですか」と声を荒らげた。
 えり子(青木さやか)は「離婚したら堂々と付き合えるじゃん」とお気楽な返事。それでも「自分の貯金を貸そうなんて思っちゃダメよ」と忠告してくれたが、千春は「そんな貯金あるわけない」と当たり前のように打ち明けると、今度はえり子が驚いた。バッグから取り出した通帳には1千万円以上。なつみ(釈由美子)だって、まだ働き出して3年なのに「3百万円ちょっとかな」。椿(石川亜沙美)に至っては母親が勝手に貯金してくれているという。千春は働き出して10年以上だが貯金は150万円ちょっと。そればかりか、お会計をしようと、ポケットに手を入れた瞬間嫌な予感。千春は「ない!」と大声を上げた。昼間銀行でお金を下ろしたばかりなのに財布が無くなっていた。
 ことあるごとに千春へのライバル心をむき出しにするなつみだったが、千春は修二(金子貴俊)から意外なウワサを耳打ちされた。「ホストっぽい男にお金を渡してました」。なつみが男から貢がれることはあっても貢ぐことなんて考えられない。けれど気になった千春は昼休みになつみを公園に呼び出した。「もしかして原因はお母さん?」千春の予想通り母親の敏江(石井苗子)の作った借金らしいが、なつみは「ほっといてくれません?」とはねつけた。
 一方、姉・杏子(川島なお美)の部屋に居候を決め込んだ夕子だったが、いざとなると離婚の決心はつきかねていた。千春に言われた一言がひっかかっていたのだ。その瞬間、以前偶然出会ったときの堀内と千春の視線が気になった夕子は「まさかだと思うんだけど…」と妙な疑いを抱いてしまう。
 千春は堀内に電話をかけ、夕子から一部始終を聞いたことを伝えると、今後のことを尋ねた。神戸に戻って雇われシェフで再スタートするという。「一緒に来ちゃうか? 神戸」。思いもかけない誘いに千春は思わず携帯を強く握り直した──。

キャスト

大島千春(33) … 稲森いずみ
三原なつみ(25) … 釈 由美子
甲本 一樹(28) … 要 潤
山岸えり子(33) … 青木さやか
甲本 椿(27) … 石川亜沙美
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三宅修二(26) … 金子貴俊
真鍋健蔵(47) … 佐戸井けん太
谷村 誠(38) … 高知東生
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堀内夕子(31) … 三浦理恵子
一条杏子(41) … 川島なお美
堀内正光(40) … 伊原剛志

スタッフ

■脚本
 後藤法子

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 安藤和久(関西テレビ)

■演出
 池添 博
 他

■音楽
 大島ミチル

■制作
 関西テレビ
 MMJ

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