ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~

第10回 2009年9月14日(月)放送 あらすじ

最終章・別れ

 上矢直輝(山下智久)は、白河莉子(北川景子)のために生花店で一輪のヒマワリを買い求め、彼女のアパートへと急いでいた。
 そのころ莉子は、出張先のボストンから1日早く帰国し、約束どおり、真っ先にアパートまで訪ねてきた川崎智哉(伊藤英明)に会っていた。直輝とケンカし、バイオリニストになるという夢も諦めようとしていた莉子は、幸せだと答えながらも、涙をこらえることができない。川崎は、そんな莉子を優しく抱きしめた。
 直輝が莉子のアパートに到着すると、彼女の部屋からちょうど川崎が出てくる。アパートの隣にある公園で直輝と対峙した川崎は、莉子が泣いていたことを話し、お前に彼女を守れるとは思えない、と言い放った。
 そんななか、事件が起きた。復帰した川崎の指導の下、練習を開始する。ところがその最中、直輝は、足首に激痛が走り、倒れてしまう。病院に運び込まれた直輝は、医師から手術を受けるよう勧められる。しかし直輝は、手術を受けたら開幕戦に間に合わない、といって拒絶する。そのとき、直輝の意志を無視して、一刻も早く手術の日程を決めてほしい、と医師に申し出たのは、病院まで付添ってきた七海菜月(相武紗季)だった。菜月は、試合中に同じことが起きたらチームに迷惑がかかる、と直輝を説得し、手術に同意させる。
 一方、莉子は、須賀川淳(岡本光太郎)という男から電話をもらい、ある音楽財団の事務室に呼び出される。するとそこに現れたのは、八尾隆介(升毅)だった。八尾は、会員制のバーでバイオリンを弾いていた莉子に対し、厳しい言葉を浴びせた男だ。この音楽財団で理事長を務めている八尾は、ある演奏会でバイオリニストに欠員が出たことを伝え、明日からの1週間をくれないか、と莉子に申し出る。莉子の努力次第で、1週間後の演奏会に起用してもいいというのだ。大喜びでその話を受けた莉子は、さっそく直輝に報告するが…。

キャスト

上矢直輝 … 山下智久
白河莉子 … 北川景子
七海菜月 … 相武紗季
海老名麻衣 … 貫地谷しほり
秦野秀治 … 溝端淳平
代々木 廉 … 金子ノブアキ
守口修斗 … 青木崇高
春日部良夫 … 金田 哲(はんにゃ)
松山亮介 … 川島章良(はんにゃ)
上矢優里 … 大政 絢
佐伯佳織 … 綾那
小瀬陽一 … 加藤慶祐
金沢しおん … 小松彩夏

宇都宮透 … 永井 大
上矢真希子 … 真矢みき
川崎智哉 … 伊藤英明

スタッフ

■脚本
 大森美香

■プロデュース
 中野利幸

■演出
 永山耕三

■音楽
 B.B.O.S.T(ポニーキャニオン)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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