合格まで平均5年はかかるという「司法試験」。名もない平凡なOL(契約社員)だった23歳のカエデが奮起して奇跡的に司法試験に合格。
すごく優秀そうな同期の仲間たちとともに司法研修所の門をくぐり一日目の授業を終えたとき成り行きでカエデの周りに集まっていたのはとっても風変わりな7人の仲間たちだった。
ろくに学校に行ってない落ちこぼれ(24歳)や子育てにてんてこ舞いの主婦(29歳)やリストラ寸前だった部長(52歳)や失脚した官僚(42歳)や苦節10年で警備員のバイトをしながらやっと受かったみたいなヒトとか。
年齢も、かかえている事情も、野心も夢も、まるでバラバラの「同級生たち」が弁護士や検察官や裁判官として巣立っていくまでの青春群像ドラマ。