第3回 2006年5月2日(火)放送 あらすじ

地獄の非常救難訓練!!

 洋子(上戸彩)や弥生(相武紗季)、沙織(上原美佐)たちが新人訓練に臨んでから2週間ほどが過ぎようとしていた。事情通の関山(大塚ちひろ)から、あと1週間ほどで制服を着用して本格的なサービス訓練に入る、と聞かされた弥生は大はしゃぎだ。そこに現れたインストラクターの三神(真矢みき)は、制服を着る前に、1週間の特別訓練があることを皆に告げる。それは、最も重要かつ過酷な訓練のひとつ、非常救難訓練だった。
 つなぎ姿で非常救難訓練センターに集合した洋子たちは、さっそく状況を想定した脱出訓練に臨む。非常時で混乱した客を落ち着かせるパニックコントロールの方法や、収納された救命ボートの取り扱いなどのレクチャーを受けた訓練生たちは、そのハードさに早くもダウン寸前だった。が、洋子だけは、体を動かしたり大きな声を出したりすることがストレスの解消になったようで、ひとり楽しそうだった。
 そんな洋子たちの元にやってきた客室乗務員のカオル(笛木優子)と瑞穂(眞野裕子)は、この非常救難訓練が、新人だけでなくどんなベテラン乗務員も年に1度必ず受ける大事な訓練であることを皆に告げる。そこでも洋子は、体力と声には自信がある、などと余裕を見せた。するとカオルは、体力だけで乗り切れると思うのは大間違いだ、と警告する。
 訓練はさらに続いた。関山は脱出シューターを滑り降りる訓練が、弥生は救命胴衣をつけて泳ぐ訓練が苦手なようすだった。洋子は、落ち込んでいる関山に、あれくらい滑れないでどうする、と声をかけた。それを聞いた弥生は、自分が出来るからと言って簡単に言わないでほしい、と洋子に反発する。
 その夜、翔太(錦戸亮)は、先輩の渡辺(小市慢太郎)とともに、弥生の実家である蕎麦店「やぶ久」を訪れ、食事をしていた。関山を連れてちょうどそこに帰ってきた弥生は、翔太に声をかけた。そのとき、翔太から励ましの言葉をもらった弥生は、俄然やる気になっていた。
 あくる日、珍しく沙織が遅刻をする。関山によれば、前夜彼女は、怪しげな男と一緒にいたのだという。救命ボートをプールに投げ入れる訓練では、洋子と沙織がペアを組んだ。が、息が合わずにバランスを崩し、水中に落下してしまうふたり。三神は、プールから上がった途端、沙織と口論を始めた洋子をスタッフルームに呼び、真剣にやれないのなら訓練は受けなくていい、と告げる。
 夜、コンビニエンスストアで翔太に出会った洋子は、一緒に屋台のラーメンを食べに行く。そこで洋子は、非常救難訓練のことを愚痴り、翔太たちがもっと頑張って100%事故の起きない飛行機に整備すればあんな訓練はしなくてもいいのにと言う。すると、翔太は怒って席を立ち上がり…。

キャスト

美咲洋子(21) … 上戸 彩
中原翔太(25) … 錦戸 亮
若村弥生(22) … 相武紗季
弘田沙織(23) … 上原美佐
関山有紀(22) … 大塚ちひろ
麻生カオル(28) … 笛木優子
東野はるか(22) … 大友みなみ
香川麗子(23) … 高橋マリ子
堤 修介(27) … 小泉孝太郎
木下朝美(35) … 七瀬なつみ
太宰晋一郎(53) … 井上 順(特別出演)
桜田信哉(48) … 小日向文世
三神たまき(38) … 真矢みき

ほか

スタッフ

☆脚本
 後藤法子

☆演出
 佐藤祐市

☆プロデュース
 岩田祐二

☆企画
 土屋 健
 大辻健一郎

☆音楽
 菅野祐悟

☆制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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