第1回 2006年4月18日(火)放送 あらすじ

大暴走サイテー新人訓練生!!

 早くに母親を亡くし、男兄弟の中で育った美咲洋子(上戸彩)は、強情で曲がったことが大嫌い、というボーイッシュな現代っ子だ。幼いころから、女の子と一緒にいるより、男友だちと遊ぶ方が好きだった洋子は、地元の男友だち4人とバンドを組んでボーカルを担当していた。そんなある日、バンドのギタリストのひとり、ツカサ(高岡蒼甫)が東京の銀行に就職することになったため、洋子たちのバンドは解散することになってしまう。ツカサと離れ離れになる悲しさを隠して、強がって見せる洋子。実は洋子は、密かにツカサに思いを寄せていたが、なかなかその気持ちを伝えることが出来ずにいた。
 ツカサが上京する日、洋子は、見送りのため、バンドのメンバーと一緒に空港に向かう。そこで出会った客室乗務員の姿に盛り上がるメンバーたち。洋子は、そんな彼らに呆れ、自分だって制服を着ればあのくらいにはなれる、と言い張るが、逆に皆から馬鹿にされ、からかわれる。そのとき、ツカサだけは、洋子の制服姿を見てみたい、と口にする。
 ツカサのそのひと言で客室乗務員を目指そうと決意した洋子は、別れ際に彼から貰った指輪をお守り代わりにさっそく猛勉強を開始。持ち前の負けん気と根性を発揮し、奇跡的に客室乗務員試験に合格する。上京した洋子は、不動産仲介会社で偶然知り合った芳村智枝美(山崎静代)と羽田近くのマンションをルームシェアすることに決め、東京での新しい生活をスタートさせる。
 入社式当日、お気に入りのファッションに身を包んで会場である訓練センターに向かった洋子は、駅のホームで中原翔太(錦戸亮)にぶつかり、切符を紛失してしまう。そのとき洋子はまだ知らなかったが、翔太は同じ航空会社に勤務する整備士だった。
 入社式を終えた洋子は、他の訓練生とともに数週間に渡る客室乗務員訓練に臨むことになった。洋子と同じクラスには、面接試験のときに出会って意気投合した蕎麦店の娘・若村弥生(相武紗季)や、初対面のときから洋子のことを見下すような態度を取る弘田沙織(上原美佐)、成績トップで入社した帰国子女の香川麗子(高橋マリ子)らがいた。そんな彼女たちの前に現れたのが、洋子たちのクラスを担当するインストラクターの三神たまき(真矢みき)だ。三神は、航空会社に入社すれば客室乗務員になれると思い込んでいた洋子に、あなたにはまだそう名乗る資格はない、と告げる。続けて三神は、半端な人間は空に出さないから覚悟するように、と訓練生全員に向かって宣言する。
 最初の授業は、すべての基本となるあいさつの仕方からだった。お辞儀には3種類あり、会釈は15度の角度、一般的なあいさつは30度、謝罪は45度、と定められていた。ほかにも、最初と最後に相手の目を見る、言葉と動作は同時に行わない、などといった細かい部分まで決められていた。洋子は、三神から何度もあいさつの練習をさせられ、面白くない。
 授業を終えた洋子は、弥生を巻き込んで、勝手に施設内を見学しに行ってしまう。飛行機の整備をするハンガーに入り込んだ洋子は、そこで翔太に再び出会い…。

キャスト

美咲洋子(21) … 上戸 彩
中原翔太(25) … 錦戸 亮
若村弥生(22) … 相武紗季
弘田沙織(23) … 上原美佐
関山有紀(22) … 大塚ちひろ
麻生カオル(28) … 笛木優子
東野はるか(22) … 大友みなみ
香川麗子(23) … 高橋マリ子
堤 修介(27) … 小泉孝太郎
木下朝美(35) … 七瀬なつみ
太宰晋一郎(53) … 井上 順(特別出演)
桜田信哉(48) … 小日向文世
三神たまき(38) … 真矢みき

ほか

スタッフ

■脚本
 後藤法子

■演出
 佐藤祐市

■プロデュース
 岩田祐二

■企画
 土屋 健
 大辻健一郎

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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