自分で決めた残りの人生があと3日となった善男（小日向文世）は、遺書を書くなど、最期の日に向けての準備を進めていた。
　一方、死んだはずの三波（今井雅之）を名乗る男から電話を受け、期待と不安が入り混じるみずほ（小西真奈美）。ついにみずほは、夜、その男と会う約束をする。三波が生きていれば…、あとはビジネスが成功すれば…。森脇（要潤）から介護衣服プロジェクトの利益の大きさを聞き、なんとしても館道（平泉成）の援助を得るため、しのぶ（吉高由里子）との約束どおり善男を死なせてはいけないと焦る。
　保険調査員の杉本（生瀬勝久）は、ある心理学教授に三波の仮説を読んでもらい、その仮説を証拠に、三波とみずほが企てた善男の保険金殺人計画を立証できると確信。三波がやはり生きているのではと意気込む。
　平太（松田龍平）のキャバクラに現れたしのぶは、善男を死なせないでと平太に頼む。しのぶから、みずほにも頼んだと聞いた平太は、みずほにある取引きをもちかける。取引きは成立するが、それを聞いたリカ（栗山千明）は混乱して…？
　そのころ、買い物から帰る途中、見知らぬ男たちが近づき、善男は拉致されてしまう。