あしたの、喜多善男~世界一不運な男の、奇跡の11日間~

第8回 2008年2月26日(火)放送 あらすじ

真犯人はアンタだ

 保険調査員・杉本(生瀬勝久)は善男(小日向文世)にかつて多額の生命保険がかけられていた記録を発見し、みずほ(小西真奈美)と三波(今井雅之)が共謀して保険金殺人を企てていたと確信。三波が生きており、みずほの再婚した夫・鷲巣の死にも絡んでいるはずだと、11年前の飛行機事故後の三波の消息を調べ始める。
 一方、昨夜から部屋にいないリカ(栗山千明)を探していた平太(松田龍平)が電話で呼び出された。相手はリカの父親が借金をした丸山(眞島秀和)で、リカはそのオフィスに捕らわれていた。平太は2000万円を作るのに「あと4日待ってくれ」と告げ丸山のもとからリカを連れ戻すが、善男の意志を尊重する平太に、リカは不安感を募らせる。
 その頃、みずほのオフィスには館道(平泉成)が、介護衣服のプロジェクトに使いたいと、しのぶ(吉高由里子)を連れて来た。しのぶはみずほに対し、善男のためにあるお願いをする。それは、みずほにとって壮絶なジレンマを引き起こすものであった。
 みずほの来訪を待つ善男のもとへ、リカがひとりで訪ねてきた。生命保険に加入してくれたお礼として、あるものをプレゼントするが…。
 そして三波の消息を追っていた杉本が、ついに手ごたえをつかんだ頃、みずほが善男の部屋にやって来た。「本当のことを話しに来た」と言うみずほが語り始めた、11年前の結婚の真相とは…?

キャスト

喜多善男 … 小日向文世
矢代平太 … 松田龍平
鷲巣みずほ … 小西真奈美
長谷川リカ … 栗山千明
宵町しのぶ … 吉高由里子
三波貴男 … 今井雅之
館道 毅 … 平泉 成
丸山 … 眞島秀和

森脇大輔 … 要 潤
杉本マサル … 生瀬勝久

スタッフ

脚本:飯田譲治演出:日比谷朗
プロデューサー:豊福陽子
遠田孝一

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