第8回 2007年8月21日(火)放送 あらすじ

さよなら愛する友

 高志(玉山鉄二)と加藤(中村獅童)があしざきファームでグラスウィンドの状態を検診していると、農協職員の串田(でんでん)がやってきた。同じ頃、レストラン「ヨークシャー」では学生や町の人々が集まり、克也(田中圭)の牧場主就任のあいさつ兼富貴子(市毛良枝)のお別れ会が開かれていた。昔の芦崎家のビデオも上映され、その中には富貴子や楽しそうに一緒に遊ぶ幼き日の高志と克也、高清水家の姿も映っていて盛り上がる一同。一方、高志は串田からあしざきファームが借金限度額を超えていて、なおかつ返済も滞っていることを聞く。串田がここへ来たのは克也に牧場を手放すよう離農勧告をするためだと聞き、呆然とする高志。その夜、研修センターの男子部屋で金融機関のパンフレットを前に頭を抱える高志の元へ、状況を察している美帆子(香里奈)がやってきた。
 翌日、グリーンの世話をしていた統平(小出恵介)と彩華(相武紗季)は、一緒に出かけていく高志と美帆子を見てこっそり後をつけた。その様子を、杏子(濱田マリ)の車に乗っていた和美(戸田恵梨香)と克也が見かけ、さらに後をつける。高志と美帆子が向かった先は農協だった。串田を呼び、あしざきファームの経営状況を詳しく聞いていると、怒った克也が声をかけてきた。勝手に調べたことを謝りつつも相談して欲しいと訴える高志に、克也は嫉妬もあり何もかもを持っていて町を捨てようとしている高志には相談できないと冷たく言い放つ。そんな折、高志はお金を借りられそうな制度を見つけた。しかし、それには『認定農業者』であることが条件だという。奈津美(中嶋朋子)に相談するが、北美別町に市町村合併の話があって、町全体が経済的に苦しい状況で認定が降りるとは思えないと言われてしまう。
 次の日の朝、高志は新聞に「牛の品評会」開催の記事を見つける。寺西(小日向文世)から牛の体型や健康状態、乳量などで競い合い、入賞した牛は高値で売れると聞いた高志は自分たちで丹精込めて世話した牛を出そうと提案。弘志(大杉漣)も賛同し、がぜんやる気を出す学生たち。統平から話を聞いた克也は、高志に謝ろうと高清水牧場を訪ねるが…。

キャスト

高清水高志 … 玉山鉄二
真野統平 … 小出恵介
若松亮太 … 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
藤井彩華 … 相武紗季
末永美帆子 … 香里奈
千葉和美 … 戸田恵梨香
芦崎克也 … 田中 圭
高清水百合 … 有村実樹
加藤 明 … 中村獅童(特別出演)
宮本奈津美 … 中嶋朋子(特別出演)
平林すみよ … 藤本 静
高清水サチ … 朝加真由美
津村杏子 … 濱田マリ
吉田宗之 … 相島一之
芦崎富貴子 … 市毛良枝
寺西悠太郎 … 小日向文世
高清水弘志 … 大杉 漣

スタッフ

■脚本
 金子ありさ

■演出
 三宅喜重

■プロデューサー
 重松圭一
 豊福陽子

■制作
 関西テレビ

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