第10回 2007年9月4日(火)放送 あらすじ

そして愛は永遠に

 北美別町吸収合併についての住民投票の結果が出た。翌日、研修センターでは賛成に投票したと言った高志(玉山鉄二)に学生たちは冷たい視線を向けていた。高志はこの町で暮らす不便さや苦労を訴えるも心中は複雑だ。気持ちを察して励まそうと声をかけた彩華(相武紗季)にも素直になれない高志は反発する。彩華をかばって話に加わった統平(小出恵介)は勢いで彩華への想いを口にしてしまう。女子部屋に戻った彩華が美帆子(香里奈)にその件を話しているのを和美(戸田恵梨香)が廊下で聞いていて…。
 そんな折、統平に農水省の佐藤(細川智三)から新聞で実習の模様を取材したいから協力して欲しいと連絡が入った。さっそく高清水牧場にやってきた佐藤たちを案内する弘志(大杉漣)。説明を聞きながら牧場を絶賛する佐藤だが、弘志がいなくなると統平に「日本の酪農は時代遅れだ」と話し出した。酪農家は気の毒だと話す佐藤に、話を聞いていた高志がキレた。佐藤に殴りかかろうとした腕を弘志につかまれようやく我に返る高志。一方、「ヨークシャー」では町の人々に奈津美(中嶋朋子)から住民投票の結果を踏まえても合併の決定が変わらないことを告げられる。
 その頃、統平に佐藤から再び連絡が入った。国際シンポジウムに学生代表のパネリストとして参加しないかという誘いを即答で引き受ける統平。そして高志に謝っておいて欲しいという佐藤の言葉を伝えるため高清水牧場に向かった統平だが、仲良く話す高志と彩華の姿を見て引き返してしまう。その夜、サチ(朝加真由美)に夕食に誘われて高清水家に集まった学生たちは、サチから牛の品評会に参加することを告げられる。大喜びの学生たちだが、そこで弘志からは牧場を売るという報告が…。研修センターに戻ると、統平あてに国際シンポジウムの詳細がかかれたFAXが届いていた。すると、統平が出席するシンポジウムと牛の品評会の日程が重なっていることが判明。
 翌日から歩行練習など品評会に向けての準備が始まった。品評会に向けての準備に張り切る学生たち。しかし統平は、高志のために協力しようという和美の言葉に、自分の方が大事で、シンポジウムに参加すると宣言する。そして、品評会当日を迎え…。

キャスト

高清水高志 … 玉山鉄二
真野統平 … 小出恵介
若松亮太 … 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
藤井彩華 … 相武紗季
末永美帆子 … 香里奈
千葉和美 … 戸田恵梨香
芦崎克也 … 田中 圭
高清水百合 … 有村実樹
加藤 明 … 中村獅童(特別出演)
宮本奈津美 … 中嶋朋子(特別出演)
平林すみよ … 藤本 静
高清水サチ … 朝加真由美
津村杏子 … 濱田マリ
吉田宗之 … 相島一之
芦崎富貴子 … 市毛良枝
寺西悠太郎 … 小日向文世
高清水弘志 … 大杉 漣

スタッフ

■脚本
 金子ありさ

■演出
 三宅喜重

■プロデューサー
 重松圭一
 豊福陽子

■制作
 関西テレビ

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