第6回 2007年8月7日(火)放送 あらすじ

お願い殺さないで

 グリーンの母牛の容態が急変したとの知らせを受けて高清水牧場に駆けつけた高志(玉山鉄二)たち。加藤(中村獅童)の指示を受けながらテキパキと処置を手伝うが、彩華(相武紗季)はおろおろしているうちに木陰で眠ってしまった。目を覚ますと、母牛の容態は安定したらしく高清水家でみなが朝食を食べていた。自分の情けなさに落ち込んだ彩華は寺西(小日向文世)に補習を申し出る。統平(小出恵介)と和美(戸田恵梨香)も付き合うことになり3人で補習を受けるが、途中で居眠りを始める彩華。そんな中、弘志(大杉漣)が母牛の淘汰を決定し、激しいショックを受ける学生たち。吉田(相島一之)から牛を草刈り用に貸し出す『レンタカウ制度』があることを聞いた高志は、パンフレットを弘志に渡し検討するようにお願いする。
 一方、あしざきファームで馬の世話をしていた彩華だがなかなかうまくいかず、手伝う富貴子(市毛良枝)を心配する克也(田中圭)から怒鳴られてしまう。すっかり落ち込みグリーンの元へやってきた彩華。そんな彩華を励ましていた高志だが、弘志が淘汰の業者と話している姿を見かける。怒って詰め寄る高志に「酪農家失格だ」と言い切る弘志の言葉を聞き、今度は彩華がいつにない迫力で弘志を責める。その夜、学生を集めた寺西は、自分が弘志に牛の処置をいつも通りに進めて欲しいと願い出たことを告げた。学生たちに酪農家が直面している現実を受け止めて欲しいとの思いからだった。
 翌日、どうしても納得のいかない彩華は弘志の元を訪ねる。作業を黙々と続ける弘志に、彩華は大量の大麦のワラを天日に干す仕事をすべてやるから淘汰を考え直して欲しいとお願いする。無理だという弘志の言葉を遮り、やりきると宣言した彩華は1人で作業を始める。やがて、それを知った学生たちが手伝いにやってきた。汗水流して懸命に作業を続ける6人。サチ(朝加真由美)からも、学生のために考え直すように説得され戸惑う弘志だが…。

キャスト

高清水高志 … 玉山鉄二
真野統平 … 小出恵介
若松亮太 … 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
藤井彩華 … 相武紗季
末永美帆子 … 香里奈
千葉和美 … 戸田恵梨香
芦崎克也 … 田中 圭
高清水百合 … 有村実樹
加藤 明 … 中村獅童(特別出演)
宮本奈津美 … 中嶋朋子(特別出演)
平林すみよ … 藤本 静
高清水サチ … 朝加真由美
津村杏子 … 濱田マリ
吉田宗之 … 相島一之
芦崎富貴子 … 市毛良枝
寺西悠太郎 … 小日向文世
高清水弘志 … 大杉 漣

スタッフ

■脚本
 金子ありさ

■演出
 三宅喜重

■プロデューサー
 重松圭一
 豊福陽子

■制作
 関西テレビ

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