第9回 2014年6月9日(月)放送 あらすじ

泣くな!こんな世の中で生きるには、泣いても始まらん!

小清水元(小林薫)による監査結果が発表され、神崎薫(尾野真千子)は、薫にしかできない仕事を見つけるようにと通達される。一方、金子千秋(三浦友和)は、東京に進出した際には事務所を任せると言われる。冬月啓(椎名桔平)や夏目大作(竹内力)は、それが左遷を意味するのではと気にするが、金子は意に介さない。
そんな時、薫は借金返済ができずに困っている天枝太郎(六角慎司)と出会う。天枝は、200年ほど続く寺の一人息子だが、住職の父親・史郎(片岡鶴太郎)とは絶縁状態のため借金の相談はできないと明かす。薫は、史郎から金を引き出せたら寺の経営に参画することを条件に、太郎の支援を約束する。薫は早速、太郎を連れて寺を訪ねるが、史郎は10年ぶりの再会を懐かしがるどころか、ほうきで息子をめった打ちにする。寺の金に手を付け事業に失敗した息子が許せない史郎は、薫にまで罵詈雑言を浴びせる。
史郎の態度に怒った薫は、寺が所有するという重要文化財を奪う計画を立てる。茸本和磨(三浦翔平)に頼み、バールを用意した薫は、太郎とともに寺の蔵に忍び込む。そこには情報通り、重要文化財の指定書が付いた骨董品が置かれていた。
別の日、薫が寺の経営について夏目らに聞いていると、抜道琢己(板尾創路)が自分にも手伝わせてほしいという。薫の初仕事の邪魔はしない、手間賃だけもらえればいいという抜道に、薫は応援を頼み…。

キャスト

神崎薫:尾野真千子
冬月啓:椎名桔平
茸本和磨:三浦翔平
真矢樫キリコ:仲里依紗
夏目大作:竹内力
抜道琢己:板尾創路

小清水元:小林薫

豊臣嫌太郎:宮藤官九郎
伊集院保:オダギリジョー

金子千秋:三浦友和

ほか

スタッフ

【原作】
「極悪がんぼ」(講談社「イブニングKC」所載)
田島隆
東風孝広

【脚本】
いずみ吉紘
池上純哉


【プロデュース】
後藤博幸
草ヶ谷大輔

【演出】
河毛俊作
林徹
石井祐介

【制作】
フジテレビドラマ制作部

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