極悪がんぼ
大阪から最強ライバル現る!
「小清水経営コンサルタント」で小清水元(小林薫)による内部監査が行われることになり、金子千秋(三浦友和)らは狼狽する。そんな折、会社社長の名真津(ビートきよし)が金子を訪ねて来るが、金子は監査を理由に断ってしまう。そこで、神崎薫(尾野真千子)が名乗り出るが、金子に一蹴される。最近、勉強を積んでいる薫は、名真津が話していた手形絡みの仕事がしたかったのだ。薫は仕事をさせてもらえなかったことを真矢樫キリコ(仲里依紗)や茸本和磨(三浦翔平)にグチる。そこへ、夏目大作(竹内力)が来て薫に仕事を譲ってやると1000万円の手形を取り出す。金を支払う振出人が、金を用意できなくなったため、受取人から取り立てを頼まれたと言う。回収できたら500万円の報酬になると聞いた薫は引き受ける。薫が、振出人に会いに行くと、相手は名真津だった。株で大損した名真津は、3日以内に手形を取り戻さないと会社が倒産してしまうと手形の返却を迫る。薫は、それならば1000万円を払えと譲らない。ふたりがもめていると、鬼切虎子(室井滋)が現れた。同じころ、冬月啓(椎名桔平)、金子らは最近自分たちの顧客に格安で営業をかけている鬼切について話していた。もし、顧客を取られてそれが小清水に知られたら、自分たちは破滅するかもしれないと言う冬月に、金子は返す言葉がない。一方、薫は、名真津から相談を受けていると話す鬼切と対面し…。