2020年11月8日(日)放送 みどころ

たたかれても たたかれても… ~山根明と妻のその後~

2018年夏…日本中の注目を集めていた男がいた。男の名は「山根明」。当時の日本ボクシング連盟の終身会長だ。山根はボクシング関係者300人以上から「助成金の不正流用」や「審判不正」の告発を受け、その独特のキャラクターから、世間の猛バッシングを浴びた。そして、20代の頃からの暴力団関係者との付き合いについて、選手を育成する立場としての責任をとり、会長職を辞任した。
その当時、自宅に詰めかける報道陣に対して、身をていして夫の「盾」となったのが、28歳年下の妻・智巳さん。あの時、日本中からたたかれた夫とその妻…

あの騒動から1年。山根はいまだに「会長」という呼び名で親しまれ、大阪でクラブを経営する妻・智巳さんの仕事を手伝い、ひ孫の前で見せる笑顔は、かつて“アマチュアボクシングのドン”と呼ばれた面影はない…夫婦は「あの日」が、まるで幻だったかのように穏やかな日々を送っていたのだが…
2019年夏、山根が突然、新たなボクシング団体の立ち上げを発表する。80歳を目前に、妻が二度と戻らないと信じていたボクシングの世界へ再び戻ろうとする夫…
そして2020年、新型コロナの影響で智巳さんのクラブも経営危機に。スタッフの生活と借金返済のために金策に奔走する妻。そんな妻の姿を見て、夫が店に客を集めるために差し出したのは、人生の全てともいえる“宝物”だった。
あの日、日本中から、たたかれた夫と寄り添い続けた妻…カメラは夫婦の「その後の日々」を見つめた…

キャスト

【語り】
壇蜜

スタッフ

【演出】
岩元裕子

【プロデューサー】
森山智亘

【チーフプロデューサー】
西村陽次郎

【制作協力】
ラダック

【番組テーマ曲】
〈曲名〉サンサーラ
〈作詞・作曲〉山口卓馬、書上奈朋子
〈歌〉竹原ピストル

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