ザ・ノンフィクション
ボクらの丁稚物語 2023 後編 ~ふたりぼっち 夢の行方~
令和の時代に若者たちを徹底的に叱って育てる会社がある…
横浜市にある家具の製作会社「秋山木工」。一流の職人を目指し入社した新人たちは、住み込みで5年間修業する、いわゆる“丁稚奉公”。酒もタバコも恋愛も禁止、ケータイ電話は私用で使えず、家族への連絡は手紙だけ。おまけに修業期間は、男性も女性も丸刈り。
2022年秋…若手職人日本一を競う「技能五輪」全国大会へ向けて練習を続けていた丁稚の一人、山田(22)が、突然、秋山木工を去ることに…これで残る丁稚は、2017年入社の内藤(29)と加藤(27)、本来の丁稚期間を過ぎても、職人昇格に「待った」をかけられている同期の2人だけとなってしまった。
「職人希望者がいない」、「入社しても、すぐに辞めてしまう」。さらに、「今までと同じように指導してもなかなか職人のレベルに達しない」と問題が山積みの秋山木工…秋山利輝社長(79)が、半世紀近く続けてきたやり方は、もはや時代に合わないのか…悩める社長はついに丁稚制度の“改革”を決断する…
そして、内藤と加藤には、「人間性を高めること」を条件に、5カ月後に、職人昇格を認められる「修了式」を行うことを告げる。
「一流の職人になりたい」と願い、修業を続けて6年。ふたりぼっちとなってしまった2人の丁稚は、晴れて「職人」になることができるのか…
横浜市にある家具の製作会社「秋山木工」。一流の職人を目指し入社した新人たちは、住み込みで5年間修業する、いわゆる“丁稚奉公”。酒もタバコも恋愛も禁止、ケータイ電話は私用で使えず、家族への連絡は手紙だけ。おまけに修業期間は、男性も女性も丸刈り。
2022年秋…若手職人日本一を競う「技能五輪」全国大会へ向けて練習を続けていた丁稚の一人、山田(22)が、突然、秋山木工を去ることに…これで残る丁稚は、2017年入社の内藤(29)と加藤(27)、本来の丁稚期間を過ぎても、職人昇格に「待った」をかけられている同期の2人だけとなってしまった。
「職人希望者がいない」、「入社しても、すぐに辞めてしまう」。さらに、「今までと同じように指導してもなかなか職人のレベルに達しない」と問題が山積みの秋山木工…秋山利輝社長(79)が、半世紀近く続けてきたやり方は、もはや時代に合わないのか…悩める社長はついに丁稚制度の“改革”を決断する…
そして、内藤と加藤には、「人間性を高めること」を条件に、5カ月後に、職人昇格を認められる「修了式」を行うことを告げる。
「一流の職人になりたい」と願い、修業を続けて6年。ふたりぼっちとなってしまった2人の丁稚は、晴れて「職人」になることができるのか…