2026年8月19日更新
特別番組
フジテレビ(関東ローカル)
2026年6月27日(土) 15:00~15:55
BSフジ(全国放送)
2026年6月28日(日) 12:00~12:55
3年前、日本中を歓喜の渦に巻き込んだWBC“侍JAPAN”。優勝チームを率いた名将・栗山英樹元監督は、作業着に長ぐつ姿でミニトラクターに乗って私たちを迎えてくれました。

毎年6月の「地球環境大賞」スペシャル番組、今回も5人のフジテレビアナウンサーが、『プロジェクトⅩ』さながらの開発ストーリーや確実に子どもたちの未来につながる活動など、日本中の実に興味深い環境問題への取り組みを取材しました。長崎・五島列島の風力発電では再生エネルギーが島の特産品製造や飲食店経営者の日常にも直結して地元産業を豊かにし、北海道・真狩と福島・小名浜では故郷の農業・漁業の課題解決につながる“発明”に情熱を注ぐ高校生たちの姿が、また東京でも子どもたちの手でスマホから稀少金属が取り出される資源リサイクルの瞬間を目撃。まさに、テレビ取材冥利に尽きる番組でした。




そんな“環境ニッポンのサムライたち”の様々な取り組みのタテ軸として、私たちが取材をオファーしたのが栗山英樹さんでした。栗山さんは北海道日本ハムファイターズのCBO(チーフ・ベースボールオフィサー)を務めながら北海道・栗山町への移住を進め、購入した東京ドーム2個分の土地を「栗の樹ファーム」として“開拓”してきたのです。取材のテーマは「自然環境との共生」…昨今の気候変動と自然の変化についてお聞きしました。
リポーターは「プロ野球ニュース」キャスターとして栗山さんの活躍と転身を見てきたフジテレビ西山喜久恵アナウンサー。西山アナが栗の樹ファームの「グラウンド」に降り立つと、すぐに栗山さんがトラクターで登場、そこからは2時間ノンストップの取材になりました。番組ではキャッチボールをしたり愛犬と戯れたり…でも実は、撮影の半分はひたすら草を刈り、芝に目土を施し、植え付けた樹木を確認して歩き回る“作業”に!そういった栗の樹ファームのメンテナンスを、栗山さんは本当に一人、自力でコツコツと続けてきたんです。

その手際の良さに見惚れながらも、聴くことができたのは「金言」の数々でした。
「自然はサインを送っているのに、我々が気付いていない…」
「すべてを自然から学ぶべきで、この作業自体が“先生”そのもの…」
そして、実は去年から自宅近くにもクマが出没するようになったことも教えてくれました。確実に起きている温暖化と生態系の変化、自然と共生していく以上、向き合わなければならない現実です。
それでも、栗山さんは明るい未来を見据えていました。栗の樹ファームにたくさん植え付けられている「アオダモ」の苗木。この木からバットが作られるのですが、成長してバットになるのは自身が世の中にはいない80年後です。それでも、未来に向けた育成のため、自然と共生していくために栗山さんは苗を植え続け「1本の木、1本のバットの意味」を伝えたいのだと言います。
1時間の番組では紹介し切れぬほど多くの気付きや教訓を得て、私たちは栗の樹ファームをあとにしました。


紹介し切れなかったのはそれだけではありません。地球環境大賞各賞を贈られた12の取り組み、その裏側には未来を見据える人々の熱い想いと奮える魂があって、まさにサムライたちの珠玉の技――。本当に意義ある取り組みの数々を見せていただきました。
