フジテレビのサステナビリティ・CSR

障害者や高齢者へのさりげない配慮を学ぶことができる「ユニバーサルマナー検定」3級の講習会をフジテレビ本社で3月12日に実施し、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)傘下の8社から40人が受講しました。

講師は日本ユニバーサルマナー協会と株式会社ミライロで活躍する薄葉 ゆきえさんが務められました。薄葉さんは幼少の頃、肺炎にかかり、その後遺症で特発性の感音性難聴と診断され30代半ばで失聴されましたが、当事者の視点を活かし聴覚障害のある人との向き合い方を学ぶユニバーサルコミュニケーション研修を開発するなどされ、全国各地で精力的に講演を続けていらっしゃいます。

講習会では、薄葉さんご自身の実体験も交えながらお話しして下さり、視覚障害や聴覚障害の方、そして高齢者などの視点に立ち、どうやったら適切な声かけやコミュニケーションを取って行くことができるかなどについてとてもわかりやすく説明して頂きました。講習会では参加者がグループになって話し合う機会が何度も設けられ、皆、話し合った内容を積極的に発表する姿が印象的でした。

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テレビ業界で初めて「ユニバーサルマナー検定」を導入した企業としてこれからも引き続き、より多様性と包括性のある社会の実現に向けて活動を続けて行きたいと思います。