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2023年3月8日更新

そらぷちキッズキャンプ

1月26日、27日 そらぷちキッズキャンプからWeb配信イベントを実施

北海道の滝川市にある難病の子どもの医療ケア付きキャンプ場「そらぷちキッズキャンプ」と、道外の病院をオンラインでつなぎ、北海道の自然を感じてもらうイベントを1月26、27日の2日間にわたり実施しました。

コロナ禍で外出が厳しくなっている11の病院や施設で闘病中の子どもたちに向けて、フジテレビ今湊敬樹アナウンサーがオンライン中継をつなぎ、子どもたちと交流しました。

極寒、豪雪地帯の北海道滝川市にお邪魔して参りました!

青空の下、広がる真っ白な雪景色!

重い病気と闘う子どもたちにそらぷちキャンプ施設の魅力をお伝えしようとスマートフォンを使ってオンラインでつながってきました。

日中でも氷点下10度前後、その雪を触るとふわっふわ...
手で握ってもすぐには固まらず!これが北国の雪かと感動です。
翌朝には動物の足跡も発見!
キタキツネが雪の大地をまっすぐ力強く歩いていく様、そしてその足跡を追っていくとホヤホヤのフンとも遭遇!
あとちょっと早ければ生で会えていたかもと興奮しきりでした。

こうした状況を説明していくうちに、画面の向こうの子どもたちから「きもちいー!」「行ってみたい!」という言葉が!
離れていても少しずつ心の距離が近づいているのを感じ嬉しく思いました。
見てくれたみんなどうもありがとうございました。
次はキャンプ場で一緒に遊びましょう!

文:今湊敬樹(フジテレビ アナウンサー)

Webで北海道と繋がって、ツリーハウスからの景色に「気持ちいいー」という言葉が出ました。
「気持ちよさそう」という他人事ではなく、自分がそこにいる感覚になってのことだと思います。

普段なかなか思うように屋外に出られなかったり、さらにコロナ禍で人との交流も制限がある入院中の子どもたちに、Webでの雪景色を見ながら本物の雪に触れる経験や、中継の今湊アナウンサーから自分に向けて話しかけられていること(やりとり)も子どもたちの「初めて」の経験で、ドキドキ・さまざまな感情が動いた時間になったと思います。

入院中の子どもたちに、治療や処置ではない楽しいドキドキを届けられてよかったです。
ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。

文:公益財団法人そらぷちキッズキャンプ
キャンプ場看護師 宮坂真紗規

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