●斐伊川 (ひいかわ) 「スサノウノミコト」の「ヤマタノオロチ」伝説の舞台となった出雲の大河。中国山地の船通山に源を発し、途中、多くの支流を合わせて出雲平野に入り、宍道湖に注ぐ。流長75.2キロ、流域面積923.9平方キロメートル。出雲地方の文化を育んだ「母なる川」である。
●築地松(ついじまつ) 冬の強い北西の風から家を守るために屋敷の北側と西側に設けられた防風林。長い年月をかけて造られたこの「築地松」は、四角く整然と刈り込まれており、出雲平野の風物詩となっている。