第5回 2009年2月9日(月)放送 あらすじ

見えないスクープ写真

 加地大己(瑛太)、石末亮介(生田斗真)、久保秋佳奈子(石原さとみ)らゼミ生は、解剖室に運ばれたフリーカメラマン・岡原浩介(吹越満)の遺体と対面する。岡原はゴシップ誌専門のカメラマンだが、死亡が確認されたのは、なぜか民家のニワトリ小屋の前だった。
 刑事・大和田敏(山崎樹範)の報告によると、現場に残されたフィルムを現像したところ、ほとんどが有名人の不倫現場を押さえた写真だったが、中に1枚だけ麺つゆの瓶をアップで撮ったものがあったという。
 そんな中、佐川文彦(時任三郎)と夏井川玲子(矢田亜希子)は解剖作業を進め、佐川は死因を「肺動脈血栓塞栓症」、別称“エコノミークラス症候群”とする。主に下肢を長時間動かさないでいることで、静脈にできた血栓が肺動脈を閉塞し生じる病症だという。ゴシップ雑誌のカメラマンが、なぜニワトリ小屋の前でエコノミークラス症候群にかかったのか? 大己は死因を究明するために、亮介、羽井彰(佐藤智仁)と遺体発見現場にやってくる。しかし、有力な手がかりを得られないまま、3人は岡原の元妻・朋枝が営むクリーニング店へ。朋枝は岡原と3年前に離婚したが、8歳になる息子・実に会いたいと言われ、半年ほど前に会ったのが最後だと話す。
 後日、ゼミ生5人は、岡原が友人のカメラマン・沢野と折半して借りていたという事務所を訪ねる。沢野によれば、岡原は金のためならどんなことでもやる貪欲さがあり、かなりきわどい写真にも手を出していたという。そんなとき、岡原が残した写真を見ていた大己の手が止まる。ゴシップ写真の合い間、合い間に、餃子、ルービックキューブ、観覧車、りんごなど、意味のわからない写真が混ざっているのだ。麺つゆの写真と同類なのか?
 5人は沢野から情報を得て、写真の餃子が撮られたと思われる中華料理店に向かう。

キャスト

加地大己 … 瑛太
石末亮介 … 生田斗真
久保秋佳奈子 … 石原さとみ
桐畑哲平 … 遠藤雄弥
羽井 彰 … 佐藤智仁

羽井鳳子 … 濱田マリ
大和田 敏 … 山崎樹範
石末貴之 … 名高達男
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蕪木 誠 … 泉谷しげる
夏井川玲子 … 矢田亜希子
佐川文彦 … 時任三郎

ほか

スタッフ

■脚本
 金子茂樹

■プロデュース
 瀧山麻土香
 東 康之

■演出
 松山博昭

■音楽
 吉川 慶
 Audio Highs

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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