第7回 2007年8月14日(火)放送 あらすじ

星になった母さん

 実習も1カ月半が経過し、騒々しくも楽しげに過ごす高志(玉山鉄二)ら学生たち。そんな中、和美(戸田恵梨香)は統平(小出恵介)が彩華(相武紗季)と仲良く話しているだけでやきもちを焼いてしまう自分に落ち込み富貴子(市毛良枝)に相談を持ちかけていた。そんな和美に富貴子は「やきもちも自分の肥やしになる」と優しく説く。一方、高清水牧場では美帆子(香里奈)を想いながらも行動に移せない克也(田中圭)に統平が恋愛のアドバイスをおくっていた。克也はさっそく美帆子を馬に乗せて夕日がきれいに見える大草原へ連れ出してデートに誘う。OKの返事をもらい克也が大喜びをしていた頃、再び倒れた富貴子が病院に運ばれていた。
 6人が病院へお見舞いに行くと、病室の富貴子は医師の許可なく勝手に帰り支度をしていた。みんなの説得でようやくとどまらせるが、いつになく思いつめた様子の富貴子。同じ頃、別室で医師から早急に手術が必要で費用は500万円かかると言われた克也は、心配する高志に家や牧場を売ってでも費用を用意すると言い切る。高志からその話を聞き5人はなんとか協力しようとするが、とても手術費用の足しになる金額は集められない。
 ある日、統平と和美が病院にお見舞いへ行くと富貴子は1枚の写真を見せた。そこには克也の亡くなった父親が手塩にかけて育てた競走馬が写っていた。現在、あしざきファームにいる足にケガしているグラスウィンドはその忘れ形見だという。もう一度グラスウィンドが走る姿を見たいという富貴子。克也があしざきファームへ戻ると、学生のほかに百合(有村実樹)、吉田(相島一之)、杏子(濱田マリ)、奈津美(中嶋朋子)ら富貴子を心配する町の人々が作業を手伝っていた。そして弘志(大杉漣)も「苦しいときに世話になった分だ」と手術費用の足しにお金の入った封筒を克也に手渡す。その夜、みんなからの差し入れを持って病室を訪れた克也は富貴子に手術を勧めるが、富貴子は手術を受けないという。成功率も低く完治しない手術を受けるくらいなら、そのお金で再びグラスウィンドを走らせて欲しいというのだ。
 富貴子が眠ったその夜、屋上へあがった克也はやってきた高志らに富貴子の気持ちを告げたうえで、それでも絶対に手術は受けさせると話す。克也と別れ帰ってきた一同。気持ちがわかるという彩華や美帆子や亮太(中田敦彦)に対し、富貴子の意見を尊重してあげたいという和美、そんな討論を黙って聞いている統平などそれぞれ思いをめぐらせ…。

キャスト

高清水高志 … 玉山鉄二
真野統平 … 小出恵介
若松亮太 … 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
藤井彩華 … 相武紗季
末永美帆子 … 香里奈
千葉和美 … 戸田恵梨香
芦崎克也 … 田中 圭
高清水百合 … 有村実樹
加藤 明 … 中村獅童(特別出演)
宮本奈津美 … 中嶋朋子(特別出演)
平林すみよ … 藤本 静
高清水サチ … 朝加真由美
津村杏子 … 濱田マリ
吉田宗之 … 相島一之
芦崎富貴子 … 市毛良枝
寺西悠太郎 … 小日向文世
高清水弘志 … 大杉 漣

スタッフ

■脚本
 金子ありさ

■演出
 三宅喜重

■プロデューサー
 重松圭一
 豊福陽子

■制作
 関西テレビ

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