第4回 2007年7月24日(火)放送 あらすじ

恋と花火と友情と

 高志(玉山鉄二)への対抗心から牛にケガを負わせてしまった統平(小出恵介)が東京へ帰ってしまった。送られてきたお詫びの手紙には大学へ戻ったと書かれていたが、実際は家にも戻れずマンガ喫茶で時間をつぶしていた。呼び戻そうとする和美(戸田恵梨香)に高志らは反対する。統平がいなくなったことで寺西(小日向文世)から班長の仕事を引き継ぎされた高志だが、学生のローテーションを決めるだけでも大変なうえ、細かな雑用もありてんてこまいだ。
 そんな中、和美が高志には内緒で克也(田中圭)を東京の統平の元へ行かせようと計画するが、チケットを渡している時に高志が現れた。憮然とする高志を尻目に一同は杏子(濱田マリ)に誘われ庭で花火をすることに。話題が恋愛になると、婚約者がいるとこともなげに言う美帆子(香里奈)は、続けて「略奪してくれる人を待っている」と話し、さりげなく高志と視線を合わせる。その様子を見ていた彩華(相武紗季)はおもしろくない。
 同じ頃、東京では統平が意を決して家に帰っていた。戻ってきた理由を聞かれ、とっさに留学したいと口走るものの作り笑いを浮かべる統平。しかし父・達彦(平泉成)に、兄の著書に書かれた輝かしい経歴を見せられ、才能と環境を生かして結果を出せと厳しく言い放たれるのだった。その夜、富貴子(市毛良枝)が再び倒れる。
 翌日、富貴子が入院したことで克也の東京行きは中止に。高清水牧場では彩華と美帆子が作業を行うが、対抗心から張り切る彩華だがうまくいかない。さらに友人から彼氏が浮気しているとの電話が入り作業に身が入らず、弘志(大杉漣)から怒られてしまう。研修センターに戻り、自己嫌悪と苛立ちから携帯を投げつける彩華。その様子を見かけた高志は、杏子から車を借りて彩華を誘い出かける。研修センターでは和美が統平の家へ電話を入れ、帰宅した統平が母親から、同じ班のみんなから「心配してる。帰りを待ってる」と電話があったことを聞き表情を強張らせる。
 その頃、高志と彩華は海に来ていた。美しく広がる情景を前にさりげなく彩華を励ました高志は、仲間のことをよく見ている統平を少し見習おうと思ったと話す。直後、高志の携帯に統平から電話が入った。統平は「留学するからもう戻らない」と告げて一方的に電話を切ってしまう。

キャスト

高清水高志 … 玉山鉄二
真野統平 … 小出恵介
若松亮太 … 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
藤井彩華 … 相武紗季
末永美帆子 … 香里奈
千葉和美 … 戸田恵梨香
芦崎克也 … 田中 圭
高清水百合 … 有村実樹
加藤 明 … 中村獅童(特別出演)
宮本奈津美 … 中嶋朋子(特別出演)
平林すみよ … 藤本 静
高清水サチ … 朝加真由美
津村杏子 … 濱田マリ
吉田宗之 … 相島一之
芦崎富貴子 … 市毛良枝
寺西悠太郎 … 小日向文世
高清水弘志 … 大杉 漣

スタッフ

■脚本
 金子ありさ

■演出
 三宅喜重

■プロデューサー
 重松圭一
 豊福陽子

■制作
 関西テレビ

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