太陽と海の教室
太陽と海の教室
2008年9月22日(月)放送終了

番組紹介

月9でおよそ17年ぶりの学園ドラマ!!
主人公のとてつもない“教師バカ”を演じるのは、織田裕二!
暑い夏に、熱い男が真っ正面から紡いでいく、
コミカルな学園青春ドラマ、題して『太陽と海の教室』!!
まぶしくも熱い、この夏一番の注目作!


 7月スタートのフジテレビ月9ドラマは、湘南を舞台に繰り広げられる明るく突き抜けた、夏らしい学園ドラマ。題して『太陽と海の教室』。月9で学園ドラマを制作するのは、なんと実におよそ17年ぶりのこと(前作は、1991年4月クール『学校へ行こう』)。その久々となる学園ドラマの主人公は、湘南のとある超有名進学校に赴任してきた教師で、偏差値至上主義かつ受験重視の教育をごく当たり前のように受けてきた生徒たちが、度肝を抜かれるほどのまっすぐさを持った、今時珍しい一風変わった“教師バカ”。演じるのは、あの織田裕二だ。
 織田が学園ドラマに出演するのは、テレビドラマ初主演となった『十九歳』(NHK 1989年1月放送)以来のことで、教師という設定の役を演じたことはあるものの、“教師”という職業に真っ向から取り組むのはこれが初となる。

 物語は、湘南を舞台に紡がれていく。ある夜、浜辺で制服姿の高校生たちがなにやらはしゃいでいる。花火をあげたり、携帯で記念撮影をしたり…。彼らは、ここ湘南にある、進学校として名高い私立高校に通う生徒たち。目前に迫った高校3年生の夏休みを前に、本格的な受験生活に向けて、自分たちだけの卒業式を行っているのだ。そう、明日からは高校生ではなく、“受験生”。今日の集いは、これまでの高校生活に別れを告げ、受験勉強一筋の生活に突入することを肝に銘じるための、彼らなりの儀式だった。
 翌朝、新たな決意を胸に学校へ向かう洋貴(岡田将生)と凜久(北乃きい)が海辺を通りかかると、波打ち際で「孫がおぼれた!!」と泣き叫ぶ老女の姿にでくわす。水泳部所属で泳ぎには自信のある洋貴が、子供を助けに海に飛び込もうとした矢先、何者かが波間から姿を現した。ずぶ濡れのスーツ姿で、両脇に幼い男の子を抱え、押し寄せる波をかき分けながらザクザクと力強く歩いてくる男(織田裕二)。見たこともないような光景に、あっけにとられる洋貴たちだったが、何を隠そう、この男こそ、洋貴たちのクラス担任となるべく赴任してきた教師だった…。

 また、織田演じる主人公の同僚として、北川景子が出演。深夜ドラマの主演や数々の映画作品で話題となり、今回、ゴールデンタイムのドラマ初出演にして月9ヒロインに抜擢された。東大卒、しかも元ミス東大という才色兼備の新人教師を演じる。
 さらに今回は、生徒たちの顔ぶれも華やかだ。岡田将生、北乃きい、濱田岳、吉高由里子、冨浦智嗣、鍵本輝、谷村美月、山本裕典…まさにこれからのドラマを背負ってたつ若手実力派たちが勢ぞろいする。このドラマでは、彼ら魅力あふれる生徒たちが織りなす等身大の高校生活、青春真っただなかならではの恋や進路に関する悩み、葛藤を描くと共に、織田演じる主人公がそれを深い懐で受け入れ、時に励まし背中を押し、行き先を見失った子供たちをリードしていこうとするさまを描く。美しい海、青い空を背景に、恋と青春を織り交ぜて紡がれるこのドラマは、今まさに青春という世代の皆さんはもちろん、かつて青春を過ごした世代の方々にも、思わず胸くすぐられる瞬間を味わっていただけること間違いなし。まさに、世代を問わず楽しんでいただける作品になりそうだ。
 湘南の美しい風景を舞台に、織田裕二演じる突き抜けたキャラの教師を軸としながら、個性豊かな生徒たちの目線でコミカルに描かれるこの物語は、まぶしくも熱い学園青春ドラマ。今しかない“今”を思いっきり生きる…このメッセージを伝えるため、主人公が生徒たちとの間にある“残念な温度差”に果敢に挑んでいく姿は、日々の生活に、元気な笑いとエネルギーを与えてくれるに違いない。7月スタートの新月9ドラマ、ぜひともご注目いただきたい。
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出演者

織田裕二
北川景子
岡田将生
北乃きい
濱田 岳
吉高由里子
冨浦智嗣
鍵本 輝
谷村美月
山本裕典
八嶋智人
戸田恵子
小日向文世

ほか

スタッフ

■脚本
 坂元裕二

■演出
 若松節朗
 谷村政樹

■プロデュース
 村瀬 健

■音楽
 服部隆之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ