第2回 2007年11月10日(土)放送 あらすじ

元内閣総理大臣を警護せよ

 とある駐車場に1台の車が入ってきた。助手席から降りた井上薫(岡田准一)は、“シンクロ”で微かな足音と小さな光を感じとると走り出し、身を潜めていたテロリストをあっという間に組み伏せる。そんな井上に、テロリストを事前に確保したら要人退避の訓練にならないと呆れ顔で見つめる石田光男(神尾佑)や笹本絵里(真木よう子)。しかしその時、井上は目まいに襲われ、尾形総一郎(堤真一)に病院で検査を受けるよう命じられる。診断は、神経成長因子の血中濃度の増加。井上は医師から、緊張状態が続くと症状が進んでしまうと注意をうけるが、ただ自分の心に秘めるのだった。
 その日の深夜、6人の怪しい男たちが“大和病院”の襲撃準備を進めていた。そこへ「明日予定通り。13:00病院入り」のメールが届き、うなずくテロリストたち…。
 翌朝、突如尾形が井上と笹本に、加藤元総理(露木茂)の身辺警護をするよう命ずる。極秘で検査入院をするためたった2人での護衛だ。警護先は“大和病院”。すぐに井上は同行として加藤の自宅へ、笹本は先着として病院へ行き、それぞれ警護体制を整え病院へと向かう。
 順調に到着するものの、待合室で患者に紛れ診察室へ向かう加藤の様子を見つめる1人の男がいた。6人の中の1人・沼田(パク・ソヒ)だ。沼田から状況報告のメールを受け、車で待機中だった金田(北村有起哉)ら5人が動き出した。何も知らない2人は加藤を手術室に送り込むと、昼食をとるために交代して警護をすることになる。昼食の後先を決めるじゃんけんに勝った井上は、妙な胸騒ぎを感じるものの、後ろ髪をひかれながら外出。井上と入れ替わるように病院へ侵入してきたテロリストたちは手際よく各階を制圧し、警護についていた笹本も拘束する。一方、外を歩いていた井上は手術中の加藤がテロリストに襲われる妄想を見て病院へと走り出し…。

キャスト

岡田准一

真木よう子

北村有起哉

深浦加奈子

露木 茂

山本 圭

堤 真一

ほか

スタッフ

■原案・脚本
 金城一紀

■総監督
 本広克行

■演出
 波多野貴文
 藤本 周

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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