第10回 2008年1月19日(土)放送 あらすじ

警護課員皆殺しを阻止せよ

 永正大学・永正記念館落成式当日の朝。第4係では井上(岡田准一)が麻田首相(山本圭)の警護を命じられ上の空の様子。それを気にしつつも準備を始める尾形(堤真一)、そして石田(神尾佑)、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)。また同じ頃、昨夜強奪した拳銃を持つ山西(平田満)、前晩から狙撃銃をスーツケースに隠し会場に潜む謎の男(古山憲太郎)、そしてナイフを持った大男(三代目魚武濱田成夫)が、それぞれ動き出していた。
 準備中の会場にたくさんの来賓や見学客が集まる中、尾形は理事官の西島(飯田基祐)と田中(野間口徹)の姿を見つける。やがて麻田首相一行が現れ、式典が始まった。会場に入ってからシンクロを続けていたため強い目まいと頭痛に襲われ苦痛に顔をゆがめていた井上は、もうろうとした目で麻田を見つめる。井上の脳裏には、20年前の惨劇と麻田の口元に浮かぶ笑みがフラッシュバックし視界が二重にゆがむ。そして…。
 やがて、盛大な拍手に迎えられ麻田がステージに立った。観客に紛れていた大男の存在に気づいたSPたちの動きがにわかに慌しくなっている隙をつき、静かにステージへ近づいていく山西。その時、屋上に身を潜めていた謎の男も、ステージ上の麻田の胸に狙撃の的を絞っていた。大男に視線を奪われるSPたちに注意を呼びかけていた尾形は、山西の姿を確認。慌てて駆け寄ろうとするが人が邪魔して近づけない。その時、アトリウムに銃声が…。

キャスト

岡田准一

真木よう子

松尾 諭

神尾 佑

飯田基祐

平田敦子

野間口 徹

平田 満

山本 圭

堤 真一

ほか

スタッフ

■原案・脚本
 金城一紀

■プロデューサー
 高井一郎

■総監督
 本広克行

■演出
 波多野貴文
 藤本 周

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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