高倉純平（香取慎吾）は柳沢春菜（黒木メイサ）にやっと自分の素直な思いを告げる。そして春菜もまたそんな純平の気持ちを受けとめてくれたかのように思われた。が、そんな純平の前に元彼女の渡辺みゆき（国仲涼子）が現れる。純平と結婚すればよかったと訴えるみゆきだったが困惑する純平を鋭く見抜き、いま好きな人がいるかとみゆきは純平に尋ねる。素直にいると答える純平の前から、一度は姿を消すみゆきだった。しかし、これ以降頻繁に純平の家に電話をかけてくるようになるのだった。
　一方、気持ちを確かめ合い幸せなはずの純平だったが、次から次へと困難に襲われる。
　まずはアドバイザーと会員の恋愛は御法度なため、B－ringから春菜に退会してもらおうと純平は動き出すが、ただでさえ矢代英彦（藤木直人）の退会により大量に女性会員が退会した後とあって、春菜のことは必ず死守するよう河原所長（橋本さとし）に迫られてしまう。
　純平の元には、小松原進（大倉孝二）が、親戚一同が尋ねてきてしまうので来月までに相手を決めたいと迫ってくるは、上野隆雄（綾部祐二）はお見合いの度に一騒動を起こすはで、おおわらわ。そんなところに驚くべき人がたずねてくる。春菜の父・匠悟（小林薫）だ。家に純平が送りに来たところを見たことがある匠悟は純平を見るなり、娘とお付き合いしている相手と見定める。しかし純平は必死に否定、上野が春菜の相手と嘘をついてしまう。
　純平は嘘をついたことを悔い、春菜の父にあらためて会いに行くことを決意。初めて、匠悟、春菜の弟・優次（玉森裕太）らと対峙する。そこで優次は、家族にも秘密のある決意を純平に明かす。純平はだまっていられず、柳沢一家のためついに、様々な問題を巻き起こし始めるのだった。