第6回 2003年5月22日(木)放送 あらすじ

#6 熱愛報道!スターの妻の涙

 桜庭裕一郎(長瀬智也)が出演する連続ドラマ『ナンバーワン』に、相川ヒカリ(星野真里)とのベッドシーンが登場することに。筋山通子(松下由樹)は、ドラマの売りのひとつと言うが、純情な裕一郎には大問題。石原南(酒井法子)への後ろめたさもある。石原家に帰った裕一郎は、正直に南へ打ち明けた。すると南は、仕事だから仕方がないと笑って許してくれる。そして、南は裕一郎を信じているとも付け加えた。
 そんな中、裕一郎のライブコンサートも行われた。客席には、お忍びでコンサートを見に来たヒカリがいる。ヒカリは人ごみを避けて、コンサート終了前に会場を後にする。だが、会場を出るヒカリを車の中から狙うカメラが。車内には、スキャンダルを追うフリーカメラマンの相馬龍二(上地雄輔)と、なぜかヒカリのマネージャー、遠藤弘一(平賀雅臣)がいる。実は、このネタを相馬に提供したのは遠藤。遠藤は、裕一郎とのスキャンダルを芸能界でのヒカリのランクアップに利用するつもりなのだ。
 翌朝、いつものようににぎやかな石原家。すると、北絵(三浦理恵子)が南に、そろそろ誕生日ではないかと尋ねる。南が前の夫との間に産んだ子供のことだ。裕一郎は、どんな子供なのか?と、南に聞く。しかし、南は何となく話しづらそうで、話をそらそうと先に出勤してしまった。
 南の子供って・・・。ロケ現場でも裕一郎の頭は、そのことで一杯。そんな裕一郎にヒカリのメイク担当が、ヒカリからとメモを渡す。メモにはヒカリの携帯電話の番号が書かれていた。事務所に帰った裕一郎は、わけがわからないままヒカリに電話。だが、ヒカリも何故自分の携帯番号を裕一郎が知っていたのかわからない。それでもヒカリは、相談に乗って欲しいこともあるから、自分から裕一郎に電話したいと許可を求める。寂しそうなヒカリの言葉に、裕一郎は承諾。ところが、ヒカリが電話している様子を遠藤が見ていて・・・。
 数日後『オフィス・トライアングル』に、筋山の怒り声が響く。裕一郎は、オドオドと恐縮しまくり。なんと、写真誌に裕一郎とヒカリが熱愛中との記事が掲載されたのだ。筋山は、記事に2人が電話番号を交換しているとあり、裕一郎を問い詰める。正直な裕一郎は、事実を認める。すると、筋山は裕一郎の携帯からヒカリの番号を削除。しかも、マスコミの目を少しでも避けるために、石原家への帰宅とジャージ姿を禁止する。
 その翌日、筋山の心配をよそに、遠藤が芸能レポーターに裕一郎とヒカリの交際を認めるようなコメントを発言した。南は、裕一郎から事実無根のメールを何通も受け取り、信じたいのだが、その胸中は複雑。一方、ヒカリは全て遠藤が仕組んだことだと気付いた。こんなやり方は辞めて欲しいと頼むヒカリだが、遠藤に弱みを握られているため、強く言い切ることが出来ない。その日から何日も事務所からの外出許可が降りない裕一郎は、石原家に帰りたくてしょうがない。石原家でも、裕一郎の不在が気になり始めていた。
 一週間が経過。その夜、裕一郎の携帯にヒカリから電話が入った。ヒカリの話を聞いた裕一郎の表情が変わる。見張りについていた河村一(与座嘉秋)に頼み、裕一郎はヒカリに会いに行ってしまう。ヒカリが裕一郎を呼び出したのは、とある公園。裕一郎は、泣きながら電話してきた大事な相談が何かと、ヒカリに促す。しかし、ベンチに座る二人を狙っているカメラがあることなど、裕一郎は気がつかなかった。

キャスト

桜庭裕一郎   長瀬智也
   ・
石原南     酒井法子
筋山通子    松下由樹
石原東子    岸本加世子
石原西絵    篠原涼子
小峰卓郎    つんく♂
相川ヒカリ   星野真里
石原守     黒沢年雄
石原北絵    三浦理恵子
石原あきら   末永 遥

スタッフ

■脚本
  都築 浩
■音楽
  沢田 完
  久保田光太郎
■プロデュース
  栗原美和子
■演出
  久保田哲史
■制作著作
  フジテレビジョン

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