第10回 2003年6月19日(木)放送 あらすじ

#10 罠・・・スター崩壊!!

 桜庭裕一郎(長瀬智也)の素顔を隠すため、石原家への出入りに使う変装にいつも気を使う筋山通子(松下由樹)。今日も裕一郎と新たな変装を考えるが、筋山にはある不安が宿っているため普段より気合が入っている。相川ヒカリ(星野真里)が、移籍の相談を『オフィス・トライアングル』に持ちかけたことを、彼女のマネージャーの遠藤弘一(平賀雅臣)が知ってしまったらしい。筋山は、遠藤から脅しとも取れる電話を受けていた。
 案の定、遠藤は相馬龍二(上地雄輔)を裕一郎のスキャンダルをつかもうと張り付かせている。そんな時、2人は裕一郎に近づこうとする女性を目撃。その翌日、事務所にいた筋山は、裕一郎の母親だと言う女性の電話を取った。女性は、母親としてマスコミにあることないことしゃべられたくなかったら、金を払えと言う。筋山は、悪戯だと思って電話を切るのだが…。『オフィス・トライアングル』の前から電話をかけていたその女性に、裕一郎を付け狙う相馬が目をつけた。相馬は遠藤に、女性を紹介。女性から話を聞いた遠藤は、金を用意する相談にも応じられそうだと答える。
 次の日、裕一郎たちと仕事に出ようとする筋山の携帯が鳴る。遠藤だ。裕一郎たちを先に行かせた筋山は、いやな予感に襲われながら電話に応対。すると遠藤は、裕一郎の母親と名乗る女性が自分の事務所に来ていると言い出す。昨日の件もあり、筋山は取り合おうとしない。しかし、遠藤は女性が鮫肌芙美子(風吹ジュン)と名乗り、幼い裕一郎との別れ際にルービックキューブを渡したと証言していることを持ち出した。
 その夜、仕事を終えた裕一郎に筋山は遠藤からの電話の件を話す。遠藤の企みかもしれないと警戒する筋山に、裕一郎はそれでも会ってみたいと答える。石原家に帰った裕一郎は、家族にも相談。南(酒井法子)は話を信じたいと言うが、東子(岸本加世子)は遠藤からの情報ということもあり疑念をぬぐえない。あまり期待しない方がいいと念を押す東子に、裕一郎は承知していると告げる。
 翌日、裕一郎と筋山は、とある高級ホテルのスイートルームへ。2人が待っていると、部屋に女性がやって来た。芙美子だ。警戒を解けない裕一郎と筋山だが、芙美子が持ってきた写真に少し心がほぐれる。写真には幼い裕一郎と、若き日の芙美子が写っていた。裕一郎に謝罪をし、死ぬ前にもう一度会いたかったと語る芙美子。だが、裕一郎は夢にまで見た母親との再会なのに、言葉を発することができずに仕事に行く時間に。芙美子から自分が経営しているというスナックのマッチをもらい、裕一郎と筋山は部屋を後にした。
 石原家に帰った裕一郎は、芙美子のことを考えていた。洗濯をしていた南が部屋に戻ると裕一郎の姿はなく、メモが残っていた。芙美子の店に行くと…。ジャージ姿なら自分だとは分からないと書かれていたが…。

キャスト

桜庭裕一郎   長瀬智也
   ・
石原南     酒井法子
筋山通子    松下由樹
石原東子    岸本加世子
石原西絵    篠原涼子
小峰卓郎    つんく♂
相川ヒカリ   星野真里
石原守     黒沢年雄
石原北絵    三浦理恵子
石原あきら   末永遥

スタッフ

■脚本
  都築 浩
■音楽
  沢田 完
  久保田光太郎
■プロデュース
  栗原美和子
■演出
  久保田哲史
■制作著作
  フジテレビジョン

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