第1回 2006年10月12日(木)放送 あらすじ

二人の約束

 2006年2月、南海の孤島・志木那島。コトー(吉岡秀隆)がいつものように往診のために自転車を走らせていると、剛洋(富岡涼)が、受験した東京の私立中学に合格したとの報せが。重雄(泉谷しげる)らは茉莉子(大塚寧々)の店に集まって自分のことのように喜び合った。一方、島を離れて働いている父・剛利(時任三郎)も独り、息子の頑張りを誇らしく思いながらも、学費の問題が重くのしかかっていた。そのころ彩佳(柴咲コウ)も東京にいた。春からリハビリの学校に通うため、ということになっているが、実は大学病院で診察を受けるための上京だった。彩佳は父・正一(小林薫)にもコトーにもそのことを隠していた。島へ戻るフェリーの中で彩佳は、酔客にからまれてもみあっている女性・ミナ(蒼井優)の様子を見かねて仲裁に入った志木那島村長(坂本長利)が、はずみで転倒する現場に居合わせる。島のコトーと連絡をとって、指示を受けながら、彩佳が治療を行った。島に到着した村長の手術のため、一同が慌しく準備する中、ミナが手伝うと言って付いて来る。彼女が彩佳の後任看護師だったのだ。ところがミナは手際が悪く、なにかと和田(筧利夫)がフォローするが、彩佳の目にはミナの態度が無責任に映る。そんな時、コトーに東京で彩佳の診察を行った鳴海医師(堺雅人)から電話が入る。唐突に彩佳の病名を知らされたコトーは言葉を失った——。

キャスト

吉岡秀隆
柴咲コウ
時任三郎
大塚寧々
蒼井 優
  *
泉谷しげる
筧 利夫
  *
小林 薫

ほか

スタッフ

■脚本
 吉田紀子

■原作
 山田貴敏

■プロデュース
 中江 功
 増本 淳
 塚田洋子

■演出
 中江 功

■制作
 フジテレビ

バックナンバー