イノセント・ラヴ
幸せの兆し
佳音(堀北真希)は、少年刑務所を仮釈放された兄・耀司(福士誠治)とアパートで一緒に暮らし始める。耀司は、保護司の松下(浅野和之)から紹介された工場で働くことも決まっていた。夕食の準備をしていた佳音は、耀司が散歩に出た際に、壁に貼っておいた殉也(北川悠仁)との写真をはがす。佳音は、何故か殉也のことを耀司に知られたくなかったのだ。
一方、殉也は、昴(成宮寛貴)を訪ねる。ふたりが会うのは、昴が殉也の留守中に聖花(内田有紀)の人工呼吸器を停止させた一件以来だった。昴は、殉也に聖花の部屋の合鍵を返そうとした。すると殉也は、自分にとって聖花が命より大事な存在であることをわかってくれるなら大丈夫だ、といって昴の手に鍵を戻した。殉也は、昴がいてくれたからここまで挫けずに聖花の面倒を見ることができた、と感謝すると、来週、聖花の誕生日パーティーを開くから来て欲しい、と誘った。
佳音は、殉也がピアノを弾いているパブレストランでアルバイトを始める。まだ未成年だった佳音は、店長の宮川(矢島健一)から、親の了承はとったのか、と尋ねられる。そこで初めて、佳音に両親がいないことを知る殉也。佳音は、両親が6年前に火事で亡くなったことを殉也に告白したが、兄がいることは言えずにいた。
その夜、パブレストランに昴がやってくる。そこに、ユキオ(中村倫也)という男が現れ、親しげに昴に話しかけた。ユキオは、昴の元パートナーらしい。昴は、その一部始終を見ていた佳音に、「いまのは秘密ね。君にも人に言えない秘密があるよね」と釘を刺した。
あくる朝、佳音は、出かける準備をする。耀司と一緒に、横浜の名所などを回る予定だった。そこに、耀司と同じ工場で働いている工員・卓夫(浅利陽介)が突然やってきた。どうやら卓夫は、耀司に興味を持っているようだった。耀司は、そんな卓夫を威嚇して追い返すと、何事もなかったかのように佳音と出かける。
別の日、佳音は、殉也の家を掃除しに行く。そこで佳音は、聖花の誕生日パーティーに是非来てほしい、と殉也から誘われる。するとそこに、美月(香椎由宇)がやってきた。日曜学校のお楽しみ会で殉也が着る衣装の採寸をするためだった。美月は殉也と親しそうにしている佳音の姿を見て凍りつき…。
一方、殉也は、昴(成宮寛貴)を訪ねる。ふたりが会うのは、昴が殉也の留守中に聖花(内田有紀)の人工呼吸器を停止させた一件以来だった。昴は、殉也に聖花の部屋の合鍵を返そうとした。すると殉也は、自分にとって聖花が命より大事な存在であることをわかってくれるなら大丈夫だ、といって昴の手に鍵を戻した。殉也は、昴がいてくれたからここまで挫けずに聖花の面倒を見ることができた、と感謝すると、来週、聖花の誕生日パーティーを開くから来て欲しい、と誘った。
佳音は、殉也がピアノを弾いているパブレストランでアルバイトを始める。まだ未成年だった佳音は、店長の宮川(矢島健一)から、親の了承はとったのか、と尋ねられる。そこで初めて、佳音に両親がいないことを知る殉也。佳音は、両親が6年前に火事で亡くなったことを殉也に告白したが、兄がいることは言えずにいた。
その夜、パブレストランに昴がやってくる。そこに、ユキオ(中村倫也)という男が現れ、親しげに昴に話しかけた。ユキオは、昴の元パートナーらしい。昴は、その一部始終を見ていた佳音に、「いまのは秘密ね。君にも人に言えない秘密があるよね」と釘を刺した。
あくる朝、佳音は、出かける準備をする。耀司と一緒に、横浜の名所などを回る予定だった。そこに、耀司と同じ工場で働いている工員・卓夫(浅利陽介)が突然やってきた。どうやら卓夫は、耀司に興味を持っているようだった。耀司は、そんな卓夫を威嚇して追い返すと、何事もなかったかのように佳音と出かける。
別の日、佳音は、殉也の家を掃除しに行く。そこで佳音は、聖花の誕生日パーティーに是非来てほしい、と殉也から誘われる。するとそこに、美月(香椎由宇)がやってきた。日曜学校のお楽しみ会で殉也が着る衣装の採寸をするためだった。美月は殉也と親しそうにしている佳音の姿を見て凍りつき…。