花衣夢衣
狂おしい真実
昭和41年。金沢で16年間修行をしてきた真帆が独立。東京で工房を開く卓也のもとで、友禅作家としての第一歩を踏みだす。真帆は「よね屋」へ上京の挨拶にいく。2人の子どもに恵まれた澪は、若女将として店をしっかり切り盛りしている。内心不安だった将士との再会も、将士の子煩悩ぶりに、真帆は自然に笑みがもれる。将士と澪の幸せを喜ぶ真帆だが、独立の祝いにと将士がくれた白生地に、ふと過去が蘇る。
新しい出発をした真帆に、澪はずっと心の重荷になっていた真帆への罪悪感が薄らぐ気がした。澪はその気持ちを将士に語り、今まで黙っていた真帆の身体の秘密を打ち明ける。その瞬間、将士の顔色が変わる…。
新しい出発をした真帆に、澪はずっと心の重荷になっていた真帆への罪悪感が薄らぐ気がした。澪はその気持ちを将士に語り、今まで黙っていた真帆の身体の秘密を打ち明ける。その瞬間、将士の顔色が変わる…。