母親失格
家族の秘密
弘美が千弘と姿を消してから14年後。弘美は理容室を営む倉本慎一と結婚。2人を実の両親として育った千弘は、明るく、活発な中学生だ。弘美は千弘の出生の秘密を慎一にも告白していない。
一方、千賀子は場末のバーのママで、愛人の輝夫と荒んだ生活をしていた。ある夜、千賀子のバーに、保が偶然、客としてやってくる。柊不動産の社長に就任した保は、千賀子に対する過去の冷酷な仕打ちを謝罪。半年前に事故で妻子を亡くしたことを語る。倉本家では、慎一と、本当の孫を欲しがる慎一の母・康代が口論。その話を偶然聞いた千弘は、自分が慎一の実の子どもでないことに衝撃を受ける。
一方、千賀子は場末のバーのママで、愛人の輝夫と荒んだ生活をしていた。ある夜、千賀子のバーに、保が偶然、客としてやってくる。柊不動産の社長に就任した保は、千賀子に対する過去の冷酷な仕打ちを謝罪。半年前に事故で妻子を亡くしたことを語る。倉本家では、慎一と、本当の孫を欲しがる慎一の母・康代が口論。その話を偶然聞いた千弘は、自分が慎一の実の子どもでないことに衝撃を受ける。