母親失格
憎むべき母・清美が、弘美に金の無心にくる。逆上した弘美は思わず、ナイフで清美を刺そうとするが、千賀子に止められる。千賀子は、託児所に立ち退きを迫っている不動産会社の社長秘書だった。保はそこの御曹司で、千賀子の恋人だ。ある日、保の父、社長の源一郎が息子の結婚相手として、保の幼馴染み・若葉を会社へ連れてくる。焦った千賀子は保をマンションへ呼び寄せる。訪ねてきた保を見て、弘美は困惑する。千賀子から恋人の話は聞かされていたが、それが保だとは…。弘美が夜勤の深夜、5歳の拓郎が高熱を出す。必死に看病をする弘美。そこへ保が現れる。