母親失格
最強の家族
自分の出生の真実にショックを受けた千弘は家を飛び出し、街で通りかかった男に声をかける。その男は保だった。何か事情のある千弘を心配した保は、千弘の相談にのる。保に励まされて、千弘は家へ帰る。が、家族に対して素直になれなくて、その夜は部屋に引きこもる。そんな千弘に、血がつながっていなくても、自分たちは世界で最強の幸せな家族だ、と訴える弘美。柊家に、千賀子が突然、訪ねてくる。そして、自分が内緒で産んだ保の子どもが14歳になることを知らせる。驚きのあまり呆然とする保。そんな折、倉本家に思いがけない客が現れる。