母親失格
新しい命
千弘は思いも寄らない妊娠に、恐れおののく。実家に帰った拓郎に連絡をとろうとするが、行方がわからない。そんなとき、拓郎がこっそり倉本家へ千弘の様子を見にくる。千弘も弘美も不在で、拓郎は慎一に千弘宛の手紙を託して去っていく。赤ん坊のことでパニックになった千弘が、浮き球でお腹を打ち続け、意識を失う。まもなく、千弘は病院で目を覚ます。駆けつけた弘美は千弘の妊娠に衝撃を受けたものの、今後のことは千弘とよく話し合おうと冷静さを保つ。が、慎一は拓郎の手紙をびりびりに破ると、そんなふしだらなやつは自分の娘ではないと激昂する。