母親失格
切り刻んだ写真
輝夫が千賀子を恐喝にくる。金を用意しないと千弘に危害を加えるというので、千賀子は青ざめる。その夜、千弘の姿が見えなくなる。うろたえた千賀子は、弘美と一緒に千弘の行方を捜す。その頃、千弘は慎一のもとにいた。弘美がいなくなってから自暴自棄になっている慎一を心配して、あることを伝えにきたのだ。翌日、輝夫が弘美を訪ねてくる。自分と手を組んで千賀子に嫌がらせをしてやろう、と持ちかける輝夫。弘美が断ると、恐ろしい捨て台詞を残して、輝夫は出て行く。その日、託児所を利用している母親たちのもとへ、弘美を中傷する電話が相次いでかかる。