母親失格
家族の崩壊
家族の崩壊を目の当たりにした千弘が、痛めた足を自ら骨折させ、再び病院へ運ばれる。弘美は胸がつぶれる思いだが、慎一から千弘の看病を拒否される。その病院で、弘美は偶然、清美と再会。女として生きてきた清美に、苦しい自分の胸のうちを告白する。保は千賀子に離婚届をさしだす。唖然とする千賀子に、弘美への思いを打ち明ける保。怒った千賀子は離婚届をビリビリに引きちぎる。千賀子は自分を裏切った弘美に会い、保とは絶対に別れない、と怒りを爆発させる。弘美は慎一に許しを請う。慎一は弘美への愛と憎しみに引き裂かれ、弘美を部屋に閉じ込める。