千弘を抱いた千賀子の写真を見つけた慎一は、弘美に説明を求める。弘美は何とかその場を取り繕うが、康代は弘美の態度に疑問を抱く。弘美は千弘に、東京で会っている年上の男性とはもう会わないよう忠告する。自分を信じてくれない弘美に、反発する千弘。翌日、千弘は保の会社へ行く。千弘の母親を悲しませたくないから、もう会わないようにしよう、と保は千弘に言い聞かせる。淋しくなった千弘は千賀子に連絡をとる。千賀子と会った千弘は、突然悲しみがこみあげてきて、千賀子の胸で号泣する。そんな千弘を千賀子は利用しようと思い、千弘を連れて弘美の家へ帰る。