第4回 2008年11月4日(火)放送 あらすじ

やっちまったなぁ

 美田園アリス(上戸彩)の知らないうちに、継母の真紀子(若村麻由美)と後藤田司(柏原崇)が手を組んで、佐藤太郎(上地雄輔)や仲間たちが暮らす商店街を“アリスタウン”と名づけて再開発しようとしていることが発覚。
 アリスは、ようやく仲良くなれそうになっていた商店街の住人たちから裏切り者扱いされて去り、そのまま姿を消してしまった。
 一方、太郎は商店街の仲間たちを集めて、野球の練習を始める。仲間たちは、商店街の救世主として太郎をあがめるのだが…。
 アリスは単身、後藤田の会社に乗り込む。そして“アリスタウン”建設計画を即刻中止するよう迫った。すると、後藤田は自分との婚約を承知するなら中止すると言う。だが、5年前、全てを捨ててニューヨークへいくつもりで空港まで追ったが姿を消してしまった後藤田が許せずにいるアリスに、そんな条件が飲めるはずもない。後藤田は、アリスが来る前に太郎が来たと話題を変える。太郎は、後藤田のチームに商店街チームが野球で勝ったら、計画を中止するよう申し込んでいたのだ。
 ちょうどその頃、商店街の仲間も太郎からその話を聞いていた。太郎がアリスのフィアンセのため、無条件で計画が中止されたと思っていた仲間たちは落胆。太郎の励ましで、仲間たちは野球対決を決意する。
 アリスは、真紀子に呼び出された。2人の溝は“アリスタウン”を巡ってさらに深くなっていく。
 野球の練習はしているものの仕事のない太郎の家は、とうとう食べるものも底をつきそう。そんな太郎に、郡司康夫(風間杜夫)から運転手に復帰するよう連絡が入った。太郎は“アリスタウン”のこともあり、復職をためらうのだが、アリスは気にしていない様子。また、アリスが佐藤家に残した荷物を好きにして良いと言われて太郎の機嫌も良くなってくる。そんな太郎に、アリスは後藤田と本当に野球対決をするつもりかと尋ねる。自信たっぷりに、やる、しかも勝つと答える太郎にアリスは新聞記事を見せる。記事は、メジャーの大リーガーの緊急来日を知らせていた。後藤田が呼んだと言うアリスは、それが太郎たちの対戦相手だとも…。
 太郎から話を聞いた仲間たちは大落胆。一方、アリスが会社に戻るとスタッフが特別編成チームを作っている。それは、真紀子に促されて来日するメジャーリーガーのユニフォームをデザインするチームだった。アリスは、このチームに安田幸子(国仲涼子)を加えるように命じた。
 アリスがロビーに出ると、公文晃(宅間孝行)がいた。“アリスタウン”や真紀子のことを執拗に尋ねる公文に辟易するアリス。すると、公文はアリスの亡くなった母は素晴らしい女優だったと語り始める。自分に付きまとう理由を尋ねられた公文は、アリスが亡き母に似ているからだと言う。
 太郎は、野球の練習を続けようとするのだが、みんなやる気を無くしてしまっている。そんな時“アリスタウン”建設計画に絡む、地上げ屋が商店街の仲間たちに近づいていた。
 アリスは、大切なものを太郎の家に置いて来てしまったことに気づく。しかし、アリスの荷物はすでに太郎が処分して、野球用具に変わっていて…。

キャスト

美田園アリス(23) … 上戸 彩

佐藤太郎(30) … 上地雄輔

安田幸子(29) … 国仲涼子
後藤田 司(31) … 柏原 崇
大野 緑(35) … 三浦理恵子
公文 晃(38) … 宅間孝行
江原まなみ(28) … 中山 恵
市井 静(25) … 上野なつひ
   /
坂本丈二(30) … 田村 裕(麒麟)
坂本和樹(14) … 黒木辰哉
   /
美田園真紀子(42) … 若村麻由美
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安田啓一(53) … 山下真司
郡司康夫(55) … 風間杜夫

スタッフ

■脚本
 徳永友一

■企画
 後藤博幸(フジテレビ)
 成河広明(フジテレビ)

■プロデュース
 土屋 健(共同テレビ)

■演出
 松田秀知(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)
 佐藤源太(共同テレビ)
 北川 学(共同テレビ)

■音楽
 山下康介

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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